歯科用語集
2022年7月1日

う蝕活動性試験

「う蝕活動性試験」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

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う蝕活動性試験とは?
う蝕活動性試験とは、う蝕のリスク評価である。
歯垢を検体とし、酸産生能を調べるテストにはカリオスタット、KKYテストがあり、エナメル質を検体とし脱灰能を調べるテストにはエナメル質生検法がある。
また、唾液を検体とし、酸産生能を調べるにはスナイダーテスト、ワッチテスト、う蝕原因菌数を調べるRDテスト、緩衝能を調べるにはドライゼンテスト、グルコースクリアランステストがある。


う蝕活動性試験の使用目的(Socransky)
う蝕活動性試験の使用目的としては、下記の通りです。


【臨床現場における使用目的】
  1. う蝕予防処置の必要性を決めるため
  2. 患者を協力させるための指標として
  3. リコールの適切な時期を決める一助として
  4. 高価な装着物を装着するときの指針として
  5. 予後を推定する一助として
  6. 矯正バンドを装着するときにう蝕誘発の可能性を探る指針として

 【研究現場における使用目的】
  1. う蝕研究のための患者の選択基準として
  2. 可能性のある治療薬のスクリーニングのため
  3. う蝕進行増加期と停止期を知る指標として

 【公衆衛生の場における使用目的】
  1. う蝕予防処置法実施の必要性を決めるため
  2. 保健指導の立案、組み立てのための指標として




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