う蝕

「う蝕」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

う蝕とは?

う蝕とは、う蝕原性細菌によって引き起こされる感染症である。唾液・年齢・食習慣など複数の因子が発症に関わる(多因性疾患)。現在では生活習慣病の一つと考えられている。

う蝕の発症機構

う蝕の発症機構については、1890年に提唱されたミラーの化学細菌説が支持されている。これは、微生物が発酵する過程で糖から乳酸・酢酸・プロピオン酸・ギ酸などの酸を産生し、歯質が脱灰されるというものである。

う蝕の原因

ミュータンス連鎖球菌をはじめとするう蝕原性細菌はプラーク(歯垢)中に存在している。プラークは歯の表面に形成されるバイオフィルム(膜状構造)であり、多様な微生物やそれらに由来する基質などから構成されている。バイオフィルムにより、微生物の産生した酸が歯面の局所に停滞して脱灰が生じる。
歯面清掃が不十分になりやすく、プラークが除去しにくい小窩裂溝、隣接面、歯頚側1/3はう蝕の三大好発部位である。

う蝕に対する処置

う蝕歯は、コンポジットレジンやグラスアイオノマーセメントを用いた充填、欠損部が大きい場合はインレー、クラウンなどにより修復される。

う蝕の症例リスト

歯肉縁下カリエスに対するダイレクトコンポジットレジンレストレーション

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26(O)direct bonding
頬側にかける裂溝も上手くできるとよかったのですがそれ以上に副咬頭の豊隆(赤のライン)や、裂溝(青のライン)の情報を元に天然歯を再現できるべきだったと思ったケースでした。

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