ヒンジアキシスロケーターとは?
ヒンジアキシスロケーターとは、軽量のクラウン・ブリッジ)の制作のために使われる器具の一つで、頭蓋あるいは顎関節に対する上顎歯列(人工歯列を含む)の3次元的位置関係を咬合器上で再現するために用いられます。調節性の咬合器への模型のマウント(装着)に用いられ、フェイスボウによる咬合器への一連の装着操作を「フェイスボウトランスファー」といいます。フェイスボウは日本語表記では「顔弓」と呼ばれます。">フェイスボウで、蝶番点の位置を調べるためのものです。
基本的に、蝶番点はヒンジアキシスを基準点としますがが、これを調べるにはヒンジロケーターを用いる実測法と平均的顆頭点を利用する平均値法があります。
英語ではhinge axis locatorといいます。