歯科用語集
2022年7月2日

固定式外側性固定

「固定式外側性固定」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

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固定式外側性固定とは?

固定式外側性固定とは、歯周病治療における暫間固定の一つで、歯質の外側で固定する外側性固定のなかで可撤式外側性固定と区別される。固定式固定は歯質に対し直接材料を接着させるので、固定力は可撤式より優れており、外側性固定は内側性に比べ窩洞を必要としない。
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固定式外側性固定の種類

固定式外側性固定の種類を以下に示す。
エナメルボンディングレジン固定(接着性レジン固定法)
エナメルボンディングレジン固定は、対象歯と隣在歯の接触点を酸処理し接着性レジンを築盛し連結し動揺歯を固定する。特徴として、歯質の切削を必要としない。また、扱いが簡単であり、歯の見た目も美しいことが挙げられる。


ワイヤー結紮レジン固定
ワイヤー結紮レジン固定は、バルカン固定を行ったあとに数歯の歯間部を結紮し、それを即時重合レジンにて被覆する方法である。歯の固定にはステンレススチールワイヤーなどを用いる。


ほかに、塗蝋絹糸法、ワイヤー結紮法、連続レジン冠固定法などもある。






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