顎関節疾患

「顎関節疾患」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

顎関節疾患

顎関節は側頭骨の下顎窩と下顎骨関節突起の下顎頭の間に形成される関節であり、顎関節疾患は顎関節におこる疾患である。

顎関節運動は下顎頭の蝶番運動と滑走運動よりなり、他の関節よりも複雑な運動をすることや、咀嚼、嚥下、発音、呼吸に関与することが特徴である。

顎関節疾患は発育異常、外傷、炎症、代謝性疾患、退行性疾患、腫瘍性疾患、顎関節症と大分できるが、中でも顎関節症が近年増加している。

顎関節疾患の症例リスト

これもまた、珍しい解剖学的形態です。パノラマエックス線撮影時に偶然、ハート状の下顎頭が発見されました。
これは「下顎頭二分裂症」と呼ばれており、顎関節症の症状を伴うことが多いとされます。
下顎頭の発生時における物理的刺激による骨化障害の結果として生じると考えられているようです。

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【 臨床での気付き 】

10年以上前に当院に来られていて、中断後再来時から担当させていただいている患者さんです。

ぱっと見はそれほど歯肉の炎症は無いのですが、全顎的な歯周病と5⏌の垂直的骨欠損、部分的に強いHysのある方です。

50代の男性ですが、再来からは継続的に来院されています。

かかえこみのある歯列でクレンチングもあり、ナイトガードも勧めましたがはめた状態で寝れない…と断念されていました。

担当ドクターから、5⏌は破折の疑いありで抜歯の診断が出ていたのですが、一度ルートチェックしたいと相談しSRPを行いました。

結果、少し改善は見られたもののまた緩みそうな弱い歯肉…その時お世話になっている歯周病認定衛生士さんとのディスカッションで「 5⏌のバイトの状態を確認した??」とご指摘頂き、後日担当Drに確認をするとかなり強く当たっていることが発覚しました。

咬合調整をしたところ、5⏌のポケットもかなり改善し、抜歯をまのがれました。

今回の大きな学びは

・口腔内を全体像としてみる必要性
・5⏌が”なぜ失活歯になったのか”の追求の不足
・衛生士も咬合をみれるようになる必要性

まだまだ口腔内のみならず、X線の読影・分析など至らないところが多すぎますが、いつも患者さんに育てていただいてるな…と感じる毎日です。

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皆様の歯科医療機関に顎関節の痛みや違和感・雑音を訴えている方が来院されていると思います。そのような患者さんにスプリントやカウンセリング・外科処置を行っているようですが、どれも効果が薄く副作用が強い危険な治療です。正しい咬合理論を学ぶことにより、患者さんに適切な噛み合わせを与え、顎関節の障害を完治させることができます。一緒に勉強してみませんか。
http://外川歯科医院.top/kogoriron.html

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