歯科用語集
2020年1月25日

SPT / メインテナンス

「SPT / メインテナンス」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

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SPT(サポーティブペリオドンタルセラピー)とは?

SPT(サポーティブペリオドンタルセラピー)とは、歯周基本治療や歯周外科治療、口腔機能回復治療などを通した歯周治療によって病状が安定している歯周組織を、プラークコントロールやSRP(スケーリング・ルートプレーニング)、咬合調整などの処置によって継続的に維持していくことである。

SPT(サポーティブペリオドンタルセラピー)の適応

SPT(サポーティブペリオドンタルセラピー)は、病状が安定している歯周組織に対して行われる。SPT(サポーティブペリオドンタルセラピー)の適応となる「病状安定」とはすなわち、ほとんどの歯周組織は健康であるが、一部に病変の進行が休止している4mm以上の歯周ポケットや歯の動揺、根分岐部病変が認められる場合である。

メインテナンスとは?

メインテナンスとは、口腔内を健康な状態に維持するために行う管理のことである。患者本人がするセルフケアと歯科医療従事者が行うプロフェッショナルケアからなる。
再評価時に歯肉に炎症がなく、歯周ポケット3mm以下、BOPがなく、歯の動揺は生理的動揺以下という基準を満たし、歯周組織の健康が回復されている状態をいう。

メインテナンスの目的

メインテナンスの目的は、アタッチメントレベルを維持し、アタッチメントロスを予防することである。患者の全身にも目を向け予防プログラムを考えていく必要がある。

SPT(サポーティブペリオドンタルセラピー)とメインテナンスの違い

SPT(サポーティブペリオドンタルセラピー)は病状が安定している歯周組織に対して行われる一方で、メインテナンスは歯周基本治療や歯周外科治療、口腔機能回復治療などを通した歯周治療によって治癒した歯周組織に対して行われるという違いがある。
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