歯科用語集
2020年1月28日

抜髄処置

「抜髄処置」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

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抜髄処置とは?

抜髄処置とは、歯髄をすべて除去する治療法のことである。

抜髄処置の目的

歯髄保存療法で炎症が軽減・消退しない場合に、歯髄を除去することで患者を痛みから解放することが目的である。また歯髄を除去することにより歯周組織への炎症の波及を防止することができる。

抜髄処置の適応

  • 不可逆性歯髄炎
  • 覆髄・生活断髄の経過不良例
  • 便宜上抜髄が必要な例

抜髄処置の手順

  1. 診査・検査・診断
  2. 局所麻酔
  3. 既存の修復物・う蝕の除去
  4. ラバーダム防湿
  5. 髄腔開拡
  6. 歯髄の摘出
  7. 根管の拡大と清掃・根管形成
  8. 根管貼薬・仮封
  9. 根管充填
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