歯内療法には正確な診断・精密な治療が必須であり、それらを実現するために3種の神器は欠かせないアイテムであると考えられます。
CBCTでパノラマではわからない根管の三次元的構造を捉え、マイクロスコープで視野を明瞭にし、湾曲根であっても効率よく処置を進められるNi-Tiロータリーファイルがあれば歯内治療は快適かつ効率の良いものとなるでしょう。
しかし初めてみたいけれどどこから着手すればいいのかわからない、買ったけれどあまり有効利用出来ていないという方も多いように感じられます。
またすでに造詣の深い先生であっても、新しい知見をいかに日々の臨床に結びつけるかお悩みのことでしょう。
ではその道のプロフェッショナルに「日常臨床にいかに活用するのか・そのためのテクニックとは何か」「新しい発見や技術をどのように臨床に結びつけるのか」について聞いてみましょう。
このセミナーでは「現代歯内療法における三種の神器」というテーマで、歯内療法の3種の神器に関する最新情報とそれらを有効活用するための治療法やアイデア、導入方法、根管洗浄の重要性について日本歯科大学附属病院総合診療科教授・日本歯内療法学会専門医/指導医の北村和夫先生に解説していただきます。
根管洗浄についてはシリンジを用いた基本的手法からレーザーを用いる手法に至るまでをお話ししていただきます。
これから更なる発展が期待される、エンド治療の器具器材。
その波を乗りこなすための下地を完璧にしましょう。
こんな方におすすめ
👉 エンド専門医がおすすめするツールが知りたい
👉 根管治療の精度と効率を高めたい
👉 マイクロ・CT・ロータリーファイルについて学びたい
講義目次
根管治療の器具器材
こだわる理由
3種の神器
根管洗浄アイテム
今後の展望
講師
日本歯科大学附属病院総合診療科教授。日本歯科大学歯学部卒業後、同大学大学院歯学研究科歯科臨床系修了。日本歯科大学歯学部歯科保存学教室第1講座助手、講師、日本歯科大学附属病院総合診療科准教授を経て現職。著書に「マストオブエンドドンティクスシリーズ全5冊(編集)デンタルダイヤモンド社」、「エンドドンティクス第5版(永末書店, 2018, 共著)」など多数。日本歯科保存学会専門医・指導医・理事、日本歯内療法学会専門医・指導医・代議員、日本顕微鏡歯科学会会長・指導医・理事。