近年、口腔に対する審美性の需要の向上から、矯正の専門医以外でも小児矯正を始める先生が以前より増えています。
しかし、研修などの一般的な教育カリキュラムで小児矯正を習得することは困難であり、「どの装置を使うべき?」「抜歯をすべき?」「いつ成人矯正に移行すべき?」など頭を悩ませることも少なくないと思われます。
個人差の影響の大きい治療だからこそ、慎重な判断力が求められ、症例ごとの応用力が重要となってきます。
また小児矯正では患者の将来を見据えた治療計画も不可欠であり、そのためには小児矯正の適応範囲や成人矯正に移行すべき症例の見極め方を熟知しなければなりません。
このセミナーでは「混合歯列期の矯正治療」をテーマに、習癖と不正咬合の関連性に始まり、効果的な早期治療の計画と精度を高める方法、そして小児矯正の現場で直面するリスク管理について、実践的な症例を通じて 日本大学松戸歯学部歯科矯正学講座兼任講師 吉野智一先生に解説していただきます。
小児矯正の理解を深め、実践能力を高めることが出来るセミナーです。
こんな方におすすめ
👉習癖と不正咬合の関連性について知りたい
👉小児矯正の基礎から最新のトピックについて学びたい
👉将来を見据えた矯正治療計画を立案出来るようになりたい
講義目次
小児矯正とは
習癖と不正咬合
小児矯正におけるリスク
将来を見据えた治療計画
症例で学ぶ見極めポイント
日本大学松戸歯学部卒業。同大学大学院松戸歯学研究科博士課程修了後、同大学歯学部歯科矯正学講座に入局、専任助手を経て2016年に専任講師に就任。日本矯正歯科学会認定医。