初診時、問診票の「常用飲料」の項目を見て何を考えますか?
お茶やコーヒーであれば着色、お酢・炭酸飲料やワインなどであればtooth wearが思いつくでしょう。
では、実際に患者さんへの説明・対応はどうしていますか?
視覚的に認識の出来る着色と異なり、常用飲料によるtooth wearや初期う蝕は患者さんの認知度も低く、健康の為に飲料しているケースも多いため自覚症状がなければ説明も難しいと思われます。
結果、「問診票に書いてもらっているだけ」なんて歯科医院も少なくないかもしれません。
このセミナーでは「常用飲料と歯科疾患」をテーマに、意外と知らない歯への影響やリスクから、飲料それぞれの酸性度などについて「何を考えるか」「実際にどんなアプローチをするか」「患者さんにどう説明をするか」に焦点を当て、奥羽大学歯学部口腔衛生学講座・教授の廣瀬 公治先生に解説して頂きます。
健康は食事習慣から、臨床で実践出来る予防歯科の知識が習得できます!
こんな方におすすめ
👉 常用飲料による歯の影響を学びたい
👉 う蝕・tooth wearの予防と対応が知りたい
👉 様々な飲料のリスクついて説明出来るようになりたい
講義目次
常用飲料と歯科疾患の関連性
飲料別の特徴とリスク
初診時検査でのチェックポイント
検査結果の読み取り方
患者さんへの説明・対応
城西歯科大学(現・明海大学)歯学部卒業後、同大学にて歯学博士学位記授与。北海道医療大学講師・助教授を経て、奥羽大学歯学部口腔衛生学講座教授に就任。共著に「口腔保健学・予防歯科学」、「スタンダード衛生学・公衆衛生学第18版」など。