骨盤矯正や整体で注目されている「身体の歪み」、実は歯が大きく影響しているんです。ヒトの身体の最上部にある頭(上顎)は特に重いパーツであり、正しい姿勢を維持できるかは頭をバランスを保てるかにかかっています。これを助けるのが頭の前方底面に位置する上下の歯列群なのです。
つまり悪い姿勢は歯列に不適切な力を加え、咬合性外傷や歯列不正を引き起こすことに繋がる可能性があるのです。反対に言えば、姿勢を改善するだけで咬合性外傷による歯痛が改善されることもあり、初診で咬合をよくするだけで、姿勢も少しよくなって楽になるという患者さんもいます。
歯列が先か姿勢が先か、どのような場面で有効で、改善した場合どの程度の改善が見込めるのか実際の症例から考察してみませんか?
このセミナーでは「咬合と姿勢の関係性」をテーマに、なぜ咬合と姿勢が密接に関与するのかという点から、顎位・顎運動の改善による姿勢の改善、身体の歪みによる食いしばりの軽減・予防歯科への活用について 日本顎咬合学会 元島道信先生に解説していただきます。
先生が経験された症例を治療前・後とで比較したお話しも聞けるため、明日から臨床で使える知識も身につくかもしれません。
こんな方におすすめ
👉 姿勢と歯列の関係性について学びたい
👉 進化論的な新しい応用医術について聞きたい
👉 予防歯科に使える姿勢改善について知りたい
講義目次
歯列と姿勢
顎位・顎運動の影響
予防歯科への導入
症例紹介とポイント解説
広島大学歯学部卒業後、熊本大学付属病院歯科口腔外科にて研修。複数の歯科医院に勤務した後、医療法人社団幸歯会元島歯科クリニック理事長に就任。「咬合調整 はじめの一歩」など咬合に関する講演多数。ロシア武術「システマ」モスクワ本部公認インストラクター。