近年、歯科医師国家試験で栄養学の問題が頻繁に出題されていることをご存知ですか?
実は、ここ数年で歯・口腔と栄養摂取の関連性についてエビデンスが集積され、注目が高まっているんです。
兼ねてから言われている不適切な間食によるう蝕リスクの上昇のみでなく、高齢者歯科で問題視されるフレイルの背景にも栄養ありとされており、今後患者さんが「元気に美味しく食べる」ための歯科的アプローチは口のみに限らず栄養まで視野を広げて考えることが求められるようになると思われます。
しかし歯学部で栄養学の授業はなく、年代別に必要な知識など基礎的なところから曖昧な先生が大半ではないでしょうか。
このセミナーでは「栄養学の基礎知識」をテーマに、3・5大栄養素、ビタミン・ミネラルが必要な理由、間食とう蝕の関連性、年代別に必要な栄養素や食事摂取方法、手作りの場合や市販品の代用などについて管理栄養士の佐藤花香先生に解説していただきます。
臨床家の先生こそ、知っておくべき基礎医学の超入門です。
こんな方におすすめ
👉 栄養学の知識が曖昧だ
👉 食事方法や年代別の基準を知りたい
👉 摂食嚥下障害における栄養摂取について学びたい
講義目次
基礎的栄養学
なぜその栄養素が必要なのか
う蝕予防と間食
年代別の基準と摂取方法
手作りと市販品の違いと代用法
宮城学院女子大学食品栄養学科卒業。管理栄養士・栄養士・栄養教諭・食品衛生監督員の資格を有する。実績に「3D smart & try」の3D計測×食事アドバイスイベントにて栄養指導、「vegetricot」のベーグル・サラダ専門店のレシピ開発・栄養価計算など多数。