口腔内写真は、診療記録の保存や患者への説明、さらには症例発表や学会発表に至るまで、日常の歯科臨床において欠かすことのできないツールです。
しかし、毎日の臨床現場では「撮影に時間がかかって診療を圧迫してしまう」「被写体がブレたり曇ったりする」「撮影者によって画角や規格性がバラバラになってしまう」といった悩みが絶えず、苦手意識を抱えている歯科衛生士も少なくありません。
写真撮影に関する書籍やマニュアルを通読しても、ミラーの構え方やリトラクターの引き方、患者の頭位設定など、実際の動線や身体の使い方までを再現することは難しく、現場でのスムーズな実践に落とし込みづらいのが現実です。
だからこそ、単に「カメラを構える」のではなく、短時間で再現性の高い写真を残すための明確な手順やポジショニングの判断基準を体系的に整理しておくことが不可欠となります。
本セミナーでは、「爆速口腔内写真撮影」をテーマに、3分で誰もが規格性の高い写真を撮影するための具体的なテクニックを、日本歯周病学会認定歯科衛生士の柿本 薫先生に解説いただきます。
まず、規格写真の定義や撮影目的を明確にし、患者に痛みや不快感を与えない口角・ミラーの取り扱い方法を提示。
さらに、患者の頭位設定やユニットの位置関係、カメラの設定、曇り・ピンボケを防ぐ対策など、診療の流れを止めずに美しく撮影するための実践的なコツを中心に整理。
最後には、正確かつ痛みなく、短時間で撮影を完了させることで、高品質な臨床写真の記録と患者満足度の双方を高めるポイントについても解説いただきます。
日常の撮影業務で手惑いを感じている方や、「手早く、痛みのない、キレイな規格写真を撮れるようになりたい」と考えている歯科衛生士の方におすすめの内容です。
こんな方におすすめ
👉 口腔内写真のブレや曇りを防ぎ、規格性を安定させるコツが知りたい
👉 患者に痛みをあたえず、短時間でスムーズに撮影する手技を学びたい
👉 診療の効率と記録の精度を両立する撮影テクニックを身に付けたい
講師
1998年に鶴見大学短期大学部歯科衛生科を卒業後、臨床経験を積み、2010年より医療法人社団ワンアンドオンリー 麻生歯科クリニックに勤務。予防歯科の現場において、患者の生涯にわたる口腔健康管理や成人メインテナンス業務に精力的に従事している。日本歯周病学会およびジャパンオーラルヘルス学会の認定歯科衛生士、日本顕微鏡歯科学会認定歯科衛生士など多岐にわたる専門資格を保有。予防歯科や規格化された口腔内写真撮影法、口腔内スキャナの活用などをテーマに、数多くのセミナー講演や動画コンテンツでの解説を行っており、臨床指導や情報発信を通じた後進の育成・業界貢献にも貢献している。