歯科用アンカースクリューが本邦で認可されて以降、矯正治療として主流になりつつある「限局矯正(LOT : Limited Orthodontic Treatment )」。
部分的な歯の挺出・圧下・近遠心への移動などを可能とし、開咬・反対咬合などの不正咬合の治療方法としても有効ですが、臨床で用いるには十分な知識と技術が必要とされます。
特に成長の途中であり、咬合関係・顎位が定まっていない小児・混合歯列期においては治療のゴールを定めることが難しく、難易度は格段に上がります。
昨今、インビザラインなど矯正装置の種類が増え、ゴールは決まっているがどの装置を使うかで悩まれる先生も少なくないと思われます。
ここのセミナーでは小児歯科矯正におけるLOT をテーマとし、乳歯・混合歯列期における治療の流れ、、LOTを診療に取り入れるための診査・診断・治療計画・フィードバック法、各種装置の使用法・選択法について、実際に先生が治療された様々な症例と共にW.O.B(Worldwide Orthodontic Brains)代表・田中勝治先生に解説していただきます。
矯正治療の質がワンランクアップする講義です。
こんな方におすすめ
👉 混合歯列期の治療を勉強したい
👉 LOTについて学びたい
👉 小児矯正について新しい知見を得たい
講義目次
小児歯科におけるLOT
小児・混合歯列期における治療のポイント
症例供覧
矯正治療のゴールについて
日本大学松戸歯学部卒業後、同大学研究科博士課程修了(歯科矯正学専攻)。同大学矯正研究室にて非常勤講師として勤務後、1990年に田中矯正歯科医院を開院、2019年に田中矯正歯科こども歯科を移転開設。