再根管治療は一般的に難しく治りにくいと言われています。
実際に再根管治療のケースでは前医によりレッジや穿孔などが作られていたり、根管内の感染が強く初回治療よりも厳格に根管内の細菌数を減少させ、偶発症にも対応する必要があります。
根管内の感染を100%除去することは可能なのでしょうか。
また、100%除去できないと治癒に導けないのでしょうか。
根管内の感染を除去するためには無菌的環境下での処置はもとより
イスムスやフィンなど、解剖学的な構造物により "隠された" 感染源の除去が必要になります。
イスムスやフィン内の感染源が適切に除去され適切な封鎖をすることができれば、
根管治療の成功率は自ずと高くなります。
いかにして、"隠された" 感染源を可能な限り除去し根管治療の成功率を上げられるか。
また、根管治療での偶発症と難症例にフォーカスをあてその対処法もお伝えしたいと思います。
このセミナーでは特にマイクロスコープを用いた再根管治療のテクニックに関して、日本歯内療法学会認定専門医である寺岡寛先生に解説いただきます。
「一番ムズくて、一番シンプルな再根管治療のポイント」とは?悩めるGPの先生方、ぜひご参加ください。
こんな方におすすめ
👉 再根管治療が難しすぎる
👉 イスムスやフィンへの対応を知りたい
👉 マイクロスコープを適切に扱いたい
講義目次
再根管治療とは
成功率を向上させるためには
コア・根管充填材の除去のポイント
難症例
偶発症
日本歯内療法学会(JEA)専門医。東京歯科大学卒業後、保険医を7年間経験し歯内療法専門医となる。米国歯内療法専門医協会 American Association of Endodontists(AAE)日本口腔顔面痛学会、日本口腔顔面痛学会 Japanese Society of Orofacial pain(JSOP)、日本歯科顕微鏡学会 Japanese Association of Microscopic Dentistry(JAMD)、トロントスタディクラブ(TSP)第三期首席卒業。