閉塞性睡眠時無呼吸の潜在患者は約500万人と推計され、現代ではメジャーな疾患となっています。
国民の認知度も上がり、すでに内科を受診している患者や、歯科医院に相談に来る患者も増えてきました。
しかし全身的なリスクや合併疾患への影響など、まだ歯科医療者側の認知が低いのも事実。
オーラルアプライアンスなど口腔領域と密接に関係するからこそ、疾患に対する深い理解と適切な対応が求められます。
「どんな症状?」「保険請求はできる?」「装置の製作法は?」この機会にまとめて解決しておきましょう。
このセミナーでは、閉塞性睡眠時無呼吸をテーマに、疾患の定義と病因から、スクリーニングと診断、リスクや患者指導、オーラルアプライアンスの製作に至るまで⼤阪⻭科⼤学の奥野先生に解説していただきます。
現代社会で活躍する歯科医療者の、必携知識です。
こんな方におすすめ
👉 睡眠時無呼吸について詳しく学びたい
👉 歯科医院での検査・対応が知りたい
👉 オーラルアプライアンスを取り入れたい
講義目次
睡眠時無呼吸の定義・病因・病態
リスクと合併症
スクリーニング検査と診査・診断
歯科医院でできる治療と患者指導
オーラルアプライアンスについて
⼤阪⻭科⼤学⾼齢者⻭科学講座・睡眠⻭科センター講師。大阪大学歯学部卒業後、同大学大学院にて歯学博士取得。大阪大学歯学部附属病院顎口腔機能治療部医員、ブリティッシュコロンビア大学歯学部招聘講師、大阪歯科大学高齢者歯科学講座助教を経て現職。大阪歯科大学に睡眠歯科センターを開設するなど睡眠歯科の推進を行う。著書に「⻭科医師の⻭科医師による⻭科医師のための 睡眠時無呼吸症候群の⼝腔内装置治療」「一からわかる睡眠時無呼吸の歯科臨床 歯科だからこそできる検査・診断・治療」など。三井住友海上福祉財団、内視鏡医学研究振興財団・研究助成受賞、日本睡眠歯科学会最優秀原著研究賞など受賞歴多数。 日本睡眠歯科学会認定医・指導医。日本睡眠歯科学会ガイドライン作成委員会エビデンスレビューグループ長。日本老年歯科医学会編集委員。