「口の中を見せるのもイヤ!!」
そんなイヤイヤ期まっさかりの患者さんが来た場合先生方はどう対応されますか?
短時間で体動を抑制して治療を行うのが吉とされていますが、一般の病院ではレストレイナーなど専用の器具を置いているところは少なく、助手に押さえてもらうにしても押さえる位置が悪いと脱臼などを引き起こしてしまうこともあります。
また専門医に紹介する先生も多く、それも正しい選択ですが「どこまでが自分のクリニックで対応出来るか」の判断基準を知らない先生や本当は対応可能なのに知識不足故に紹介にまわしてしまう先生もいらっしゃると耳にします。
しかし、保護者でも手を焼いてしまう「イヤイヤ」をサラッと適切な対応が出来れば保護者からの信頼度はアップしますし、なにより数年後の子供の健康な口腔作りに大きく貢献します。
このセミナーでは「イヤイヤ期の歯科治療」をテーマに、抑制治療の手順と行う前の確認事項、専門医への紹介の基準、保護者から聞かれがちなホームケアでのアドバイス、実際どのように診ていくかについて日本小児歯科学会専門医の坂部潤先生に解説していただきます。
「イヤでも大丈夫。」と言えるようになる、イヤイヤ期攻略ポイントが詰まった90分です。
こんな方におすすめ
👉 小児専門医への紹介の基準を知りたい
👉 口腔をみせてくれない患者さんへの対応法を学びたい
👉 一般歯科でも出来る抑制治療について知りたい
講義目次
イヤイヤ期とは
小児専門医への紹介基準
抑制治療の導入と手技
クリニックで処置する際の流れ
症例供覧
日本大学歯学部兼任講師(小児歯科学)。日本大学歯学部卒業、同大学にて博士号取得。キッズデンタル代表、医療法人スマイルベア理事。日本小児歯科学会認定小児歯科専門医。著書・講演に「歯科用小照射野エックス線CT画 像上での下顎頭の垂直 的位 置計測における測定者 間の再現 性について」など多数。