レッジ

「レッジ」とは?歯科用語を解説
最終更新日: 2021年11月24日

レッジとは?

レッジとは、根尖部における不適切な根管形成の1種である。彎曲根管において、強引な根管形成によって根管外側にできる段差のような形態をレッジという。
レッジなどの不適切な形態は未切削部を残存させ、緊密な根管充填をも困難とするため、経過不良の原因となるとされている。

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レッジ形成に対する対策

レッジの形成を防止する対策としては、下記が考えられる。
  1. 根管上部のフレアー形成を適切に行った後、根尖部を形成する。
  2. 過剰なリーミングを避け、ファイリング主体で形成を行う。
  3. プレカーブを付与した器具で形成する。
  4. 根管下部のフレアー形成を適切に行う。
  5. 根尖部を過度に太くしない。
  6. 柔軟な器具(Ni-Tiローリーファイル等)を使用する。
  7. 細いファイルほど時間をかけて用いる
  8. 細いファイルは必ず穿通させておく
  9. よく洗浄する
  10. RC-prepなどを用いて滑りを良くする
  11. 根尖部根管に削片が詰まらないようにする(再帰ファイリング





「レッジ」の文献・書籍など

【読み】

れっじ

【文献・書籍】

著者/監修者情報

歯科医師

歯科医師。文系大学卒業後、歯学部に再入学。歯学部卒業後に歯科医師免許を取得したのち、歯科医師として勤務する傍らワンディー株式会社でライターとして勤務。

感染根管治療の症例リスト

VM-Y(sec1-0)のレッジ(と言うかステップ?)の回避。
穿通できなかった場合、回転数を落としプレカーブをつけて再チャレンジ。それでも無理ならばハンドで穿通トライ。
動画は最初穿通せず、プレカーブをつけて再チャレンジし追随する様子が撮影できた動画です。
https://youtu.be/CcPBdyv_HDU

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