歯科用語集
2023年3月19日

NSAIDs

「NSAIDs」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

PICK UP
【便利】歯科用語をイッパツ変換できるユーザー辞書を無料配布
審美歯科のスペシャリストに聞く「接着のカンどころ」

NSAIDsとは?

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs:non-steroidal anti-inflammatory drugs)は、抗炎症作用に加え解熱・鎮痛作用をもつ。酸性NSAIDsと塩基性NSAIDsに大別される。


酸性NSAIDs

①種類
アスピリン、ジクロフェナクナトリウム、ロキソプロフェンナトリウム、セレコキシブ(COX-2選択的)など

➁作用機序
プロスタグランジン類生合成に関わるCOX(シクロオキシゲナーゼ)を阻害することによって、抗炎症、鎮痛、解熱作用を発現する。COX-1は胃粘液産生、気管支拡張、血小板凝集、腎機能に関わり、COX-2は炎症反応に関わる。

③副作用
消化管障害、喘息の誘発、肝障害、血液・造血器障害など


塩基性NSAIDs

塩基性NSAIDsには、チアラミドなどがある。酸性NSAIDsよりもCOX阻害作用が、きわめて弱いため消化管障害も少ない。消化管障害、酸性NSAIDsに過敏症、腎疾患患者などを有する患者に第一選択となる。
1Dプレミアム
1Dプレミアム

関連用語

PICK UP
【便利】歯科用語をイッパツ変換できるユーザー辞書を無料配布
審美歯科のスペシャリストに聞く「接着のカンどころ」
1D SNS
掲載情報について

1D(ワンディー)は、歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士向けの情報が集まる、日本最大級の専門メディアです。

トップレベルの臨床家・研究者からオンラインで学べる「歯科セミナー」や、臨床・経営・ライフスタイルの最新情報が収集できる「歯科ニュース」など、多彩な歯科医療コンテンツを配信しています。

本サイトは、歯科医療関係者(歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科助手・歯科学生等)を対象に、歯科医療の臨床・研究・経営等に関する情報を集約したものです。歯科医療関係者以外の一般の方に対する情報提供を目的としたものではないことをご了承ください。

また、本サイトで提供する情報について細心の注意を払っておりますが、内容の正確性・完全性・有用性等に関して保証するものではありません。詳細は利用規約をご覧ください。

SNS
© 2024 1D inc.