日常の診療現場において、技術力を磨くことは極めて重要です。
しかし、院長・スタッフ・患者様といった多職種や異なる立場の人々と関わる歯科現場では、単に技術が高いだけでは円滑な診療が成り立たない場面に直面することもあります。
「しっかり仕事をこなしているのに、なぜか周囲から正当に評価されない」「チーム内のコミュニケーションがうまくいかず、診療が滞ってしまう」といった悩みを抱える歯科衛生士は少なくありません。
患者様との会話はもちろん、院内における伝え方や関わり方ひとつで、チームの信頼関係や作業効率には大きな差が生まれます。書籍やマニュアルで理論を理解するだけでは、多様な価値観が交錯する実際の現場でどのように立ち回り、会話を組み立てればよいのか迷ってしまうことも多いのが実情です。
そのため、単に知識としてコミュニケーション術を知るだけでなく、職種による見え方の違いを理解し、日常から信頼を構築するための具体的な実践ノウハウとマインドセットを持つことが欠かせません。
本セミナーでは、「信頼される『院内コミュニケーション』術」をテーマに、現場で良好な関係を築き診療を円滑に回すための考え方と実践テクニックを、歯科衛生士の本田 貴子先生に解説いただきます。
アイスブレイクやヒアリング、話すスピードや伝え方の工夫といった具体的な対話術を中心に整理。
さらに、意見が食い違った際の反論への対応法や、相手の立場から物事を捉える「ポジションチェンジ」の考え方、職種ごとの視点(見えている景色)の違いを理解して日常から話しやすい関係をつくるアプローチについても詳しく解説していきます。
単に「伝えた」で終わらせず「伝わった」状態をつくる聞き方・伝え方の工夫や、信頼を損なわないマインドセットまで網羅した内容です。
「技術だけでなく人間関係の面でも信頼を得たい」「チームワークを高めて『一緒に働きたい・任せたい』と思われる存在になりたい」という悩みを解消し、日常臨床をより円滑に進めたい方におすすめの講義です。
こんな方におすすめ
👉 院内や患者様との信頼関係を深めるコミュニケーション術を学びたい
👉 職種による視点の違いを理解しチームワークを円滑にしたい
👉 周囲から「一緒に働きたい・任せたい」と思われる関わり方を身に付けたい
講義目次
職種ごとの視点と立場を理解する基礎ノウハウ
「任せたい」と思われる信頼構築の判断基準とポジションチェンジ
現場で即実践できるヒアリング・伝え方の具体的手技とポイント
意見対立時にも信頼を失わない反論対応と日常の関わり方
症例・現場での実践から学ぶ信頼されるマインドセットの実際
講師
1992年熊本歯科技術専門学校卒業。歯周病専門医院や在宅・高齢者歯科保健事業、新規開業医院での経験を経て、インプラントセンター・九州に14年間勤務。歯周治療からインプラントのメインテナンス・予防歯科まで豊富な臨床経験を積む。2014年にフリーランスとして独立後、全国で院内研修や実践セミナーを展開。2017年にデンタルスタッフ勉強会「FOCUS!」を発足、2020年にはMERCIMONDE LLCを設立する。熊本県歯科衛生士会職能部門理事、専門学校非常勤講師、ITI公認講師なども務め、知識・技術・コミュニケーションを融合させた歯科衛生士教育や組織支援に尽力している。『歯科衛生士』『DH style』『デンタルハイジーン』など専門誌での執筆・連載実績多数。