近年、働き方への価値観の変化に伴い、歯科医院においても産休・育休への適切な対応が不可欠になっています。
一方で、スタッフの産休・育休取得に伴う人員不足や予約制限、復帰後の時短勤務への対応など、実際の医院運営との両立に頭を悩ませている院長やマネージャーも少なくありません。
ノウハウ本や制度の解説書で法律上の知識を身につけても、採用難が続く歯科業界で「一時的な休業」をいかに乗り切り、離職を防いで円滑な復帰へつなげるかという実務レベルの対応策までは見えづらいのが現実です。
だからこそ、単に「欠員を埋める」という視点から脱却し、産休・育休を長期的な人材定着と組織成長の機会へと変える明確な運用基準を持つことが重要といえます。
本セミナーでは、「歯科医院のための産休・育休制度」をテーマに、休業中の人員計画から確実な復帰、さらには男性育休対応まで含めた実践的なマネジメント手法について、ナチュラルデンタルオフィスグループ理事長の遠藤広規先生に解説いただきます。
産休・育休に入る前に本人と医院間で共有・相談しておくべき具体的な事項や、急な休みに強い組織体制づくりのポイントを中心に整理。
抜け出た1人を単にそのまま1人で補うだけにとどまらない人員設計の考え方や、既存スタッフとの公平性を保ちながら復帰後も無理なく働き続けられる環境整備についても詳しく解説します。
さらに、法的な義務や制度の基本事項を整理したうえで、法人の実際の対応事例や男性育休導入のリアルな取り組みを紹介。
産休・育休を個別の制度運用に終わらせず、「採用→育成→休業→復帰→次世代の育成」という人材循環が生まれる医院づくりを目指したい方におすすめの内容です。
こんな方におすすめ
👉 産休・育休取得時のスムーズな事前面談や事前共有のポイントを知りたい
👉 復帰後の時短勤務や急な休みに対応できる人員配置・体制を整えたい
👉 スタッフの離職を防ぎ、長期的に定着・活躍できる組織づくりを学びたい
講義目次
歯科医院における産休・育休制度と法的ルールの基礎理解
休業前に必ず相談・共有しておくべき事前面談の判断基準
人員不足を乗り切るための代替要員確保と業務分担のポイント
復帰後に無理なく働き続けてもらうための環境整備と補足要素
法人実例から学ぶ人材循環型の組織づくりと男性育休の実際
講師
2006年に新潟大学歯学部を卒業後、同大学医歯学総合病院での研修、都内医療法人での勤務を経て、2014年にエンドウナチュラルデンタルオフィスを開院。現在は医療法人社団Enterdoの理事長として、相模原・町田・八王子エリアにて複数医院を展開するナチュラルデンタルオフィスグループを統括する。日本顕微鏡歯科学会認定医および日本顎咬合学会認定医の資格を保有し、精密なマイクロスコープ治療や咬合・審美治療、インプラント治療を専門とする。技術研鑽と地域医療の向上を目的としたスタディグループ「橋本会」を主宰するなど、臨床の第一線で質の高い歯科医療の提供と地域への知見還元に取り組んでいる。