全部で何点?適応症例は?保険の「磁性アタッチメント義歯」総まとめ

青木 秀馬
2021年10月26日
令和3年9月1日から「磁性アタッチメント義歯」が保険収載となった。(保医発0831第2号



本件は令和元年度第3回診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会にて、保険医療材料制度等に準じて対応を行うと評価されたものの、令和2年度4月の改定には入らず、約一年半もの期間を経て収載となった。以下に詳細を記す。


磁性アタッチメント義歯とは?

磁性アタッチメント義歯とは、磁石構造体キーパーから構成される補綴装置の支台装置であり,磁力による義歯の安定を狙い磁性構造体を義歯側に組み込み、維持装置として利用する義歯のことを言う。

図. 磁性アタッチメント義歯概要図(出典 日本歯科医学会

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保険診療における適用症例

適用部位および適用症例について、診療報酬の算定方法上では「関連学会の定める基本的な考え方を参考とする」とされ具体的な記載がない。そこで疑義解釈を確認すると、日本歯科医学会の「磁性アタッチメントを支台装置とする有床義歯の診療に対する基本的な考え方」によると明示されている。疑義解釈資料の送付について(その74)(令和3年9月1日事務連絡)

下記が抜粋した内容である。
多数歯欠損症例:9歯以上の部分床義歯、又は全部床義歯に相当するオーバーデンチャー
遊離端欠損症例:片側の大臼歯全て又はそれ以上の欠損があるもの
※現在利用している義歯にも適用可能

上記症例に対して、磁性アタッチメントを適用することは、義歯の維持・審美性・快適性・負担・対応性(修理など)・耐久性などの観点から有効である。


上記ガイドラインには更に詳細な設計の要点が記載されているが、本記事では文字量の都合で割愛させていただく。ぜひ一読いただき理解を深めていただきたい。

気になる診療報酬は?

診療報酬の詳細は以下の通りである。


請求にあたっては、製品に付属している使用した材料の名称及びロット番号等を記載したシール等を診療録に貼付などして保存して管理する必要があることに留意いただきたい。
また、10月1日より金属材料価格が改定されることが決まっており、(カッコ)内の数値を参照いただきたい。

保険収載に至った理由

本技術が保険収載となった背景を見ていく。

令和2年度診療報酬改定の医療技術評価提案書の中に本技術の提案内容が確認できる。これによると、以下のメリットが記載されていた。

磁性アタッチメントは歯冠を利用した支台装置と比べて、歯冠歯根比の改善がなされ、また磁気的な結合であるため支台歯に有害な側方力や回転力が生じた場合に容易に外れるため支台歯に優しい支台装置ある。そのため歯冠崩壊した歯にも適応できるとともに、中枢神経への刺激につながる歯根膜感覚受容器の保全が図れる。さらに着脱が簡単であることから上肢の不自由な高齢者、要介護高齢者にとって使いやすい義歯となる。

団塊の世代が後期高齢者となる2025年以降、使いやすい義歯の需要は介護の分野で高まると想像できる。この理由は納得できる。

さらに提案書を見ていくと、医療費に関する記載があった。

鉤歯を築造〜歯冠修復とすることで生じる医療費(約8.4億円)を抑制することが可能と予測されている。患者に良いものを入れて医療費が抑制できる点が評価されたということなのであろう。一方で、SNS上では、製作点数に関して単純インレーでは評価が低いという声を散見した。保険収載のためにはこのような提案内容にせざるを得なかったのだろうか。誰かの犠牲に成り立つものでは持続可能な保険診療は実現できないと筆者は考える。 

MRI撮影時の懸念

口腔内に磁性体が装着されることで、MRI撮影時の金属アーチファクトによって撮像診断に悪影響が及ぶことが予測される。下図は金属アーチファクトによる像の乱れを比較したものである。

そこで、口腔周囲組織を読影するにあたりキーパーの除去が必要と判断された場合、撮影前に検査機関から主治の歯科医師に除去依頼がされる。この時、キーパーを鋳接法により製作してしまうと除去には根面ポストまで除去することとなり、歯根へのダメージは避けられない。そのため、ボンディング法によるキーパー製作が選択されたと考えられる。

装着する歯科医師からは患者へMRI撮影時に影響があることを周知し、MRIカード等を渡し携帯することを指導することが医科歯科連携の上で重要である。



製作するラボサイドでは根面ポストに除去用の穴を予めつけることが望ましいと記されている。参考にして頂きたい。

保険「磁性アタッチメント」は普及するか?

9月初週の時点ですでにキーパー・磁性体は入荷待ちの状態であった。そこで、実際の受注状況を歯科技工所にヒアリングすると、ほぼない状況であった。適用症例が限られていることや、診療内容が十分に理解されていないことがあるだろう。また、自費でやっていた先生方にとっては保険と自費の棲み分けに悩んでいるという話も聞く。

維持装置が不要になるメリットや既存のデンチャーにも使える点を考えると症例数は時間とともに増えていくだろう。

参考文献

1
 「診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について」 等の一部改正について (保医発0831第2号
2
磁性アタッチメントを支台装置とする有床義歯の診療に対する基本的な考え方(日本歯科医学会
3
疑義解釈資料の送付について(その74)(令和3年9月1日事務連絡
著者/監修者
青木 秀馬
歯科技工士

1984年生まれ。武蔵工業大学卒業後、マサチューセッツ工科大学にて客員研究員として従事。その後国内大手自動車メーカーにエンジニアとして勤務したのち、東京医科歯科大に入学し、歯科技工士免許を取得。2018年より、有限会社睦デンタルセラミック取締役に就任。

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