At the conclusion of the 30-min period, the demineralized enamel from the patients who were not permitted to rinse, eat, or drink contained 13.85 ~g F/mm3. At this time, a significantly lower amount of fluoride (8.13 ~g F/mm3) was observed in patients who rinsed with tap water and were permitted to eat or drink during the 30-min postapplication period.
This differential in the fluoride content of the demineralized enamel between the 2 treatment regimens persisted throughout the 21-day period and the differences were statistically significant at each sampling time.
Conclusion
Significantly greater amounts of fluoride deposition in demineralized enamel were observed when patients were not permitted to rinse, eat, or drink for 30 min following the fluoride treatment. This difference in fluoride deposition was apparent throughout the 3-week test period. An increase in the hardness of the lesions, indicative of remineralization, was observed with both fluoride application procedures.
フッ化物歯面塗布術式のうち,塗布後の洗口・飲食禁止時間を再検討する目的で,in situモデルを用いてAPF溶液(9,000 ppm F^-,pH3.6)4分作用アパタイトペレットの口腔内浸漬実験を行った。その結果,8時間浸漬後のペレット中の残留フッ素量は,すべての群でAPF溶液作用直後群の半量に減少していた。浸漬群間では洗口開始時間が早かった0分群,10分群は他の群に比較して残留フッ素量は少なかったが,一般にいわれている洗口・飲食禁止時間の30分群を基準に残留フッ素量を比較すると,0分群でも表層から内層に向かって一様に30分群の80%の割合でフッ素が確認された。各浸漬群の酸抵抗性試験では,すべての群で対照群に比べて耐酸性獲得が認められた。また脱灰時間が長くなると,洗口開始時間が早い群は遅い群に比べてカルシウム溶出が多く認められたが,それらの群もAPF作用直後群との間には差はみられなかった。以上のことから30分間の洗口・飲食禁止時間短縮の可能性が示唆された。
薬液の塗布
塗布のねらいは、歯面をなるべく長く弗化物溶液に浸潤させることにある。このため歯面を三分間以上何回も薬液を十分浸した小綿球等でぬりつける。この際小窩裂溝や隣接面には特に注意する。
塗布直後約三○分間は、洗口させないで、つばをはかせる程度にとどめるようにする。
なお、使用器材としては別表(一)に示すものを用いる。
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