いつも通り治療しているのに治らない根尖病変、その原因はどこにあるのでしょう。
本当に誰がやっても治らない疾患なのか、それとも何かしらの見落としがあって治らない疾患になってしまっているのか。
後者であれば根管の見逃しや感染源の取り残し、根管充填の不十分などが特に悪化する原因として考えられ、そこをちゃんと見抜ければ回復の余地はあります。一方前者のようなものは大学病院に紹介されても半年、1年かけても結果が変わらないことがあります。
このセミナーでは「難治性根尖病変」をテーマに、「この病変は本当に治らないのか」を判断するための診査・診断、自院で対応する際の注意点、外科的処置を要する症例、専門医に紹介する基準、根尖病変の予後と全身疾患の関係性について 東北大学大学院歯学研究科歯科保存学分野准教授 八幡祥生先生に解説していただきます。
今回は特にコロナルリケージが難治性根尖病変を引き起こすケースについても焦点を当ててお話ししていただきます。
根尖病変に対する多面的なアプローチについてディスカッションしていきましょう!