乳幼児期における口腔機能の発達は、その後の全身の健康や健全な成長を支える上で極めて重要な意味を持っています。
しかし、臨床の現場において、子どもたちの「食べる」という機能が正しく獲得されているかを客観的に評価することは難しく、どのようなアプローチが最適なのか迷いを感じている医療従事者も少なくありません。
書籍や論文を紐解いても、発達の理論は理解できても、実際の乳幼児に対してどのように観察し、個々の発達段階に合わせた実践的なアプローチへと落とし込めばよいのか、具体的なイメージが湧きにくいのが現状です。
特に、離乳食の進め方や咀嚼機能の獲得プロセスには個人差が大きく、画一的な指導では対応しきれない点が、口腔成育の現場における難しさにつながっています。
だからこそ、感覚や経験だけに頼るのではなく、子どもの「食べる」を科学的な視点から捉え、口腔機能の獲得を正しく導くための明確な判断基準を持つことが重要です。
本セミナーでは、「乳幼児期からの口腔成育」をテーマに、子どもたちが健全な口腔機能を獲得するためのプロセスと、それに対する実践的なアプローチについて、日本矯正歯科学会認定医の柿崎 陽介先生と歯科衛生士の青木 由美子先生に解説いただきます。
乳幼児期における口腔機能の発達メカニズムや、臨床で注目すべき観察のポイントを中心に整理。
また、歯科医師と歯科衛生士それぞれの視点から、日常の臨床で実践できる具体的な指導内容や、保護者への効果的なアプローチ方法についても解説いただきます。
さらに、科学的な根拠に基づいたアプローチをどのように日々の診療に組み込み、子どもたちの健やかな成長をサポートしていくかについて深く掘り下げます。
「子どもの口腔機能発達をどのように評価すべきか」「臨床で自信を持って口腔成育のアプローチを行いたい」という、小児の口腔機能管理に深く携わる医療従事者におすすめの内容です。
こんな方におすすめ
👉 乳幼児期における口腔機能の発達プロセスと評価の基準が知りたい
👉 科学的根拠に基づいた子どもの「食べる」へのアプローチを学びたい
👉 臨床で実践できる口腔成育の具体的な指導方法を身に付けたい
講師
矯正・小児ひまわり歯科 院長。日本矯正歯科学会認定医。長崎大学歯学部を卒業後、長崎大学歯学部附属病院矯正歯科に勤務をへて宮崎市に矯正・小児ひまわり歯科を開業。著書に『子どもたちが上手に噛める・食べられる・呼吸できるようになる本: 「食」を軸にした乳幼児期からの口腔成育の実践』等多数。
宮崎歯科技術専門学校歯科衛生士科卒業。現在は矯正・小児ひまわり歯科に勤務。宮崎県歯科衛生士会学術担当理事、0歳からの健口長寿研究会理事。