日常の保険診療において、CAD/CAMクラウンを選択する機会は非常に多くなっています。
しかし、限られたチェアタイムの中で、支台歯形成から印象、そして納品後の調整・装着にいたる一連の工程を、精度を保ちながらスピード感を持って進めることに難しさを感じている先生も多いのではないでしょうか。
教科書的な知識や一般的な術式を理解していても、日々の忙しい臨床現場において、どのように無駄を省き、いかにして「時短」と「高精度」を両立させるかという実戦的なノウハウは、書籍や論文だけではなかなか落とし込みにくいのが現状です。
クオリティを落とさずに効率的なワークフローを確立するためには、各ステップにおける明確な判断基準と、臨床に即した実践的なテクニックを押さえることが極めて重要となります。
本セミナーでは、「保険高速CAD/CAM補綴」をテーマに、CAD/CAM冠の形成・印象・調整・装着の一連の流れを効率的かつ高精度で行うための時短テクニックについて、日本歯科大学生命歯学部接着歯科学講座講師の前野 雅彦先生に解説いただきます。
まずは、脱離や破折トラブルを防ぐために不可欠な支台歯形成の勘所や、エラーのない的確な印象採得のコツを中心に整理。
また、チェアタイムの短縮に直結する効率的な調整作業の進め方や、接着の専門的見地を踏まえた確実かつ迅速な装着手技についても解説。
さらに、実際の臨床現場で即座に導入できるスピードアップのための具体的な工夫や、一連の流れをスムーズに繋ぐためのポイントを紹介。
保険診療におけるCAD/CAM冠治療で「いかに精度を維持しながらチェアタイムを短縮するか」という悩みを解消し、明日からの臨床をよりスピーディーに展開したい先生におすすめの内容です。
こんな方におすすめ
👉 CAD/CAM冠の形成や印象を効率的に行う時短テクニックが知りたい
👉 限られたチェアタイムの中で高精度な補綴治療を行う方法を学びたい
👉 調整や装着の手間を減らし臨床をスムーズに進めるコツを身に付けたい
講義目次
保険診療におけるCAD/CAMクラウン治療の現状と効率化の重要性
高精度かつスピーディーに行うための支台歯形成と印象の判断基準
チェアタイムを短縮するための効率的な調整・装着手技のポイント
接着歯科学の視点から紐解く脱離を防ぐための補足要素
一連のワークフローを高速化するための実践的アプローチ
講師
日本歯科大学生命歯学部接着歯科学講座講師。日本歯科大学生命歯学部卒業。日本歯科大学大学院生命歯学研究科博士課程修了後、同大学生命歯学部接着歯科学講座助教、ハーバード大学歯学部客員研究員を歴任し現職に至る。日本歯科保存学会認定医、日本接着歯学会指導医。著書・講演に「CAD/CAM冠 インレー修復A to Z」「エビデンスに基づくメタル・フリーCAD/CAM歯冠修復の勘所」など多数。