審美修復で重要な、機能美・形態美・色彩美はどうすれば向上させられるのか。
海外の文献を参考に勉強される方も多いですが、その知識・技術が日本人の歯に適しているかは別の話。
肌の色や骨格と同様に歯にも日本人特有の形態・構造・色調があり、「日本人はエナメル質が菲薄だから、プロビはここを注意しよう!」「色調を調整する際は明度を基準にしよう」などそれらを理解・考察し臨床に応用していかなければなりません。
特に上顎前歯舌側面の形態は特徴的であり、CAD/CAMでの修復は困難であることから、侵襲性を考慮した上で患者さんに合った治療や材料の選択が求められます。
このセミナーでは「日本人に適した審美修復治療」をテーマに、日本人の歯に適した支台歯形成のコツ、デジタルの活かし方、材料の選択について基礎編と応用編に分けて「日本人に適した審美修復治療の理論と実際」の著者である 貞光謙一郎先生に解説していただきます。
先生の体験した症例はもちろん、信頼性の高い文献の紹介もしていただくため、臨床と学術の双方の知識を身につけることが出来ます。
日本人に適した審美修復治療とは何か、一緒に考察していきましょう。
こんな方におすすめ
👉 審美修復治療を症例から学びたい
👉 日本人に合った審美修復治療を身に付けたい
👉 審美歯科におけるデジタル応用について知りたい
講義目次
審美修復とは何か?
機能美、形態美、色彩美、患者さんの満足度が重要
デジタルを用いた審美修復
全体像から見た審美を考える
動画で学ぶケースプレゼンテーション
朝日大学インプラント科非常勤講。朝日大学歯科学部卒業後、同大学大学院補綴第二講座入局・博士号取得。貞光歯科医院院長。日本顎咬合学会指導医、日本臨床歯科学会指導医、日本歯科審美学会認定医。著書・講演に「日本人に適した審美修復治療の理論と実際」「ラミネートベニア修復におけるフロアブルレジンテクニックについて」など多数。