国民の50%が罹患すると言われている悪性新生物、口腔癌は15番目に多い癌としてその発症が報告されています。近年は、欧米をはじめ日本でも増加傾向にあると言われています。
他の部位と比べ、患部を直接視認出来る口腔癌の発症がなぜ増加しているのか。その原因は一般歯科診療所まで知識が浸透しておらず、進行するまで放置されていることが考えられます。つまり、一次医療機関は悪性新生物を最も早く発見出来る場であり、患者さんの人生を左右するターニングポイントなのです。
このセミナーでは「悪性新生物」をテーマに、一般歯科で活かせる悪性新生物の病理・病態などの基礎知識から鑑別診断、発見後の適切な対応や専門医・医科との連携について 九州歯科大学大学院歯学研究院口腔顔面病態学講座教授 清島保先生に解説していただきます。
アカデミックな部分もお話しいただくため、口腔外科に造詣が深い先生にもご満足いただける内容になっております。
一次医療機関に求められる悪性新生物の知識が90分に濃縮された講義です。
こんな方におすすめ
👉 がん(悪性新生物)を早期に発見出来るようになりたい
👉 悪性新生物の病理をおさらいしたい
👉 医科歯科連携について学びたい
講義目次
歯科領域における悪性新生物
早期発見に活かせる、病理・病態
知っておきたい、鑑別診断
歯科治療時の注意点
専門医・医科との連携の流れ
九州大学大学院歯学研究院口腔顎顔面病態学講座教授。九州大学歯学部卒業後、同大学歯学研究科歯学臨床系(口腔外科学)に入局。同大学大学院歯学研究員にて助手、助教、講師、准教授を経て現職に至る。