成長・発達期の早期治療は、歯科治療における長年の課題でありこれについて学びたいという先生の声を多く耳にします。
しかし早期治療のアプローチ先である不正咬合の発現機序を知らなければ真の意味で早期治療を勉強したことにはなりません。
これから矯正に着手したい・早期治療を始めたい先生。成長・発達期の早期治療においてなぜ不正咬合が生じるのか、咬合発育について最低限なにを知らなければならないのかなどから知識を深めていくのはいかがでしょう?
すでに早期治療に関する勉強をされている先生で勘所をご存知の方も「咬合平面がなぜ顎骨の成長発育を左右するのか」など、基本的知識のなぜどうしてを学ことでより根拠に基づいた予防的早期治療に1歩近づけるはずです。
このセミナーでは「基礎から学ぶ、成長・発達期の早期治療」をテーマに成長・発達期における咬合の発育と育成の概念や咬合育成を絡めた治療計画の立て方などの理論編、不正咬合治療の装置と調整法などの臨床編、予防的早期不正咬合治療の実際を学べる症例編について全3回に分けて 神奈川歯科大学咬合医学研究所・特任教授 佐藤貞雄先生に解説していただきます。
各成長段階における早期治療の目的と方法その効果についての理解が深まるセミナーです。
【講義目次】
〈第2回:早期治療に必要な咬合発育の基礎知識〉
・なぜⅡ級の症例が多いのか
・下顎後退症例の基本的な考え方
・オーバーレイ、2×4装置での咬合高径の調整
こんな方におすすめ
👉 不正咬合を機序から勉強したい
👉 各成長段階の治療目的と方法を知りたい
👉 成長・発達期への治療方針について学びたい
講師
神奈川歯科大学咬合医学研究所・特任教授。神奈川歯科大学歯学部卒業。同大学矯正教室助手・講師・助教授・教授、Donau University 客員教授、Tufts University, School of Dentistry, Boston, USA 客員教授、神奈川歯科大学学長を経て現職に至る。著書・講演に「成長・発達期における不正咬合の早期治療」「機能的咬合構築を目指す不正咬合の矯正治療」など多数。