「あれ、この処方であってるのかな?」
抜歯の後や感染根管治療の際に度々使用する抗菌薬。
日々の臨床で欠かせない薬の1つですが、アレルギーや他の薬との飲み合わせ、小児への使用などふとした瞬間に不安になることもあるのではないでしょうか?
抗菌薬は適切に用いればフィステルの寛解や術後感染の予防など、さまざまなメリットを及ぼしますが曖昧な知識での使用は耐性菌の発生などのデメリットにも繋がります。
このセミナーでは「抗菌薬」をテーマに、歯科で用いられる代表的な抗菌薬の種類とその適応、処方の際に注意すべき相互作用、さらに最新のガイドラインに基づいた適正使用について池上総合病院歯科口腔外科・口腔感染センター長の金子明寛先生に解説していただきます。
日常臨床でよく遭遇するケースを取り上げながら、実践的な知識として落とし込める内容です。
患者の安全と治療成果を両立させるために、抗菌薬の正しい選択と活用をぜひ身につけましょう。
こんな方におすすめ
👉 日常臨床で使う抗菌薬について学びたい
👉 抗菌薬の使い分けと注意点が知りたい
👉 全身疾患や常用薬に配慮した診療がしたい
講義目次
歯科領域で使用される主要な抗菌薬の種類
症例別の適応と処方の実際
薬剤耐性(AMR)の基礎知識と対策
抗菌薬の相互作用と副作用への対応
最新ガイドラインに基づく適正使用のポイント
講師
医療法人社団松和会池上総合病院歯科口腔外科・口腔感染センター長。東海大学医学部口腔外科助教授、外科学系口腔外科主任教授を経て現職に至る。日本口腔外科学会専門医・指導医、日本口腔科学会認定医・指導医、口腔顔面神経機能学会認定医、日本化学療法学会抗菌化学療法認定歯科医師。著書・講演に「歯科における薬の使い方」「戻ってきた、何で? ”疑問点解消” 歯科逆引き医薬」など多数。