「お薬手帳」に載っている薬、どれくらい知ってますか?
高齢者が増えるにつれて、持病も増加傾向にあり常用薬も増えています。
抗凝固、抗血小板、骨粗鬆症薬ーー。正直言って歯科では馴染みのない名前の薬が多いでしょう。
また「顎骨壊死検討委員会ポジションペーパー2023」では原則休薬しないことが提案されるなど、休薬の有無については時代によって入れ替わり、常に最新情報を得た上で診療に臨まなければなりません。
常用薬と歯科で処方する抗菌薬にネガティブな相互作用があったり、服薬が原因で唾液の減少なども起こることがあり、知らないとトラブルに発展することも。
このセミナーでは、歯科医師が知っておくべき「薬」をテーマに、患者の多い高血圧や糖尿病と内服薬、処方と相互作用、歯科疾患と深く関連する薬など、歯科治療時に注意すべき薬の知識について、医師・歯科医師ダブルライセンスの松本 朋弘先生に解説していただきます。
先生、休薬しますか?
こんな方におすすめ
👉 常用薬の休薬の判断を身に付けたい
👉 歯科医師が知っておくべき薬について学びたい
👉 薬物相互作用や頻出薬について知りたい
講義目次
臨床でよくみる薬たち
歯科治療で注意すべき薬と相互作用
常用薬と休薬の判断
口腔領域に影響を及ぼす薬
神奈川歯科大学卒業後、大学院進学と同時に経産省管轄の産業技術総合研究所にて再生医療と発生生物学の研究に従事。その後東海大学医学部に学士編入し医師免許を取得後、現在は練馬光が丘病院にて内科専攻医の最終学年。摂食嚥下と誤嚥性肺炎対策を専門とする。練馬区摂食嚥下研究会を主宰し地域との新しい枠組みを模索。他に医学教育、他職種連携、社会的処方などをキーワードに活動している。