急速に成長を続けるアライナー矯正市場。従来のワイヤー矯正よりも手軽に感じられることから、歯科医師・患者どちらからも人気を博しています。
しかしその「手軽に感じる」部分に落とし穴が存在するかもしれません。
大手メーカーのパテント失効から多数の新興ブランドが市場に進出し、同時に低価格を売りとしたLCM(ローコストマウスピース)が増えました。
さらにD2C(Direct to Consumer)製品などの提供も始まり、通院回数も削減傾向にあるなど患者にとって矯正を始めるハードルが下がっています。
その反面、このトレンドを見て学会や矯正専門医たちは警鐘を鳴らし、LCMについては懐疑的なことも事実です。
「低価格」「簡便」は患者にとって非常に大きいメリットですが、安全性を保てているのでしょうか?
このセミナーでは、近年拡大するLCM市場をテーマに、アライナー矯正の歴史からLCMの現状、メリットと問題点やこれからの展開について、ワンディー編集長のユースケイシカワがビジネス視点で解説します。
アライナー市場は今後どう発展するのか、大胆に予測します。
こんな方におすすめ
👉 格安アライナー矯正の問題点が知りたい
👉 D2Cアライナーについて興味がある
👉 患者さんに安全な歯科医療を提供したい
講義目次
拡大するアライナー矯正の歴史
LCM(ローコストマウスピース)の登場
D2Cサービスとは?
”手軽な”矯正のメリットと問題点
課題と今後の展望
ワンディー株式会社編集長。鶴見大学歯学部卒業後、歯科医師免許を取得。卒後2年目で東京都内の医療法人の理事および分院長に就任。臨床経験を経て、2019年にワンディー株式会社に参画。記事やセミナーの制作・編集に携わる。現在も週に1回臨床現場に立つ。