歯科医師国家試験に合格する人の試験前日の過ごし方は?【試験1週間前&前日編】|歯科医師・衛生士・技工士向けSNS・情報サイト1D(ワンディー)

1D編集部
2021年1月29日

※ 本記事は、2020年1月に公開された記事に追記・修正を加えたものです。

いよいよ、歯科医師国家試験の本番である。受験する方は、人生のなかで数百回の試験をパスしてきたはずである。歯科医師国家試験は、これまで受験してきた試験のなかでもひときわ大きい試験に違いない。そして、多くの人のとって、明日は「人生で最後の試験」となる。

これまで6年間(あるいはそれ以上)努力してきた成果を、歯科医師国家試験の本番で十分に発揮できるよう、ポイントをまとめた。受験生の方はぜひ読んでいただきたい。

試験1週間前編

過ごし方

試験1週間前になったら、普段夜型の受験生も早めに起きるのがいいだろう。なぜなら実際の国家試験は朝から始まるからだ。
最悪、当日寝坊したらもう一年間受験を待たないといけないことになる。特に大学全体でホテルに泊まることのない私立の現役生以外はこの点は注意するべきである。

そして、生ものはあまり食べないようにしよう。筆者の知り合いでは試験前にユッケを食べたあと、腹を下して、腹痛と戦いながら国家試験を受けた受験生を知っている。(奇跡的に受かったらしいが……。)

試験前のモチベーションの保ち方

試験1週間前はモチベーション維持も一つの課題である。過度に疲れない程度には勉強するのが良いのではないだろうか。
今までやってきたことの復習はもちろんだが、暗記事項をチェックするのもいいだろう。

例えば、口腔がんのTNM分類は分かるだろうか?健康日本21の目標値は分かるだろうか?吸入麻酔薬のMACの値は分かるだろうか?

こういった暗記事項の復習は直前にはピッタリである。

受験の準備をする

鉛筆を削る、受験票を用意するといった準備は前日にやるよりも、数日前にやったほうがいいだろう。
前日に行うと結構慌てがちだからだ。

例えば「消しゴムを買い忘れた!」というのを前日に気づくとかなり慌ててしまう。こういった買い出し行為は日程的に余裕がある数日前から準備しておくべきである。

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「試験前日」編

まずは試験の前日、気を付けるべきポイントを解説する。

情報に惑わされず、淡々と夜を過ごす
国試前日、会場近くのホテルに宿泊していたり、同級生と情報交換したりしている受験生も多いだろう。前日は、様々な情報が出回っている。しかしそのほとんどは、タメにならない情報ばかりである。

これまで必死に勉強をしてきて、前日になってまで知らない知識が出題される確率は少ない。根拠の無い情報に惑わされることなく、淡々と夜を過ごすことが合格に近付くための秘訣だ。

前日の夜はできる限りはやく寝る
歯科医師国家試験は、2日間に及ぶ長丁場である。前日に急いで詰め込んだ知識よりも、「当日のパフォーマンス」の方が100倍重要である。

前日は余計なことは一切考えず、日付が変わる前には眠りにつき、当日のパフォーマンスを最大化することに集中すべきだ。

言うまでもないが、歯科医師国家試験は前日の詰め込みで何とかなる試験ではない。万が一、前日無理をして寝不足で会場に行くことになれば、明日の夕方まで集中力が続くことはないだろう。

明日の朝は早めに起きる
初日の午前中は、明日からの2日間でも大事な時間である。この時間帯に最大のパフォーマンスを発揮できるよう、明日の朝は早めに起きよう。

具体的には、7時頃には起床するように目覚ましをセットした方が良い。スマホをいじったり無駄な情報交換をしたりすることなく、早めに寝て、早めに起きることが非常に大事である。

受験当日の過ごし方と注意点

①家・ホテルを出る前の注意点

まず受験票は持っただろうか。(一部の現役生は大学が持っている場合もある。)鉛筆や消しゴムはコンビニで買えるが、受験票はコンビニでは買えない。

受験票と財布さえ持っていればあとはなんとかなる。①受験票、②財布。これだけは間違いなく持っていこう。次点でスマートフォンだろうか。

そして、家・ホテルから試験会場にかかる時間より1時間余裕を持って家を出よう。万が一途中で腹が痛くなった時に駅やコンビニのトイレに行く余裕がある。もしギリギリで出るとトイレに行く時間はない。

昼食は行く時に用意しておこう。保存が効く食品ならば前日に買ってもいいが、食あたりを防ぐことを考えておくとコンビニで軽い食事を行く時に買っておくのが良いだろう。

②会場につくまでの注意点

会場につくまではライバルとなる受験生がたくさんいることに気づくだろう。もしかしたら不安になるかもしれない。この中で成績が上位2分の3にならないと合格者にならないのではないかと。でも大丈夫だ。今まで自分がやってきたことは全て正しく、自分の努力は報われると信じるしかない。

浪人生はこう思うかもしれない。「沿道に立つ大学の先生達は現役生を応援しているんだ、自分は浪人生だから応援を受けないし、また落ちるかもしれない」と。

でも大丈夫だ。「一年多く現役生より勉強したんだ。自分は落ちるはずはない。」と自分に言い聞かせるしかない。

また会場までの道もやるべきことはある。必修の内容の確認だ。

試験は恐らく今年も必修の問題から始まるだろう。必修の問題は考える問題ではなく単純な暗記で解ける問題が多い。そして必修は出る範囲がある程度は限られている。Japan Coma Scale は答えられるだろうか。ジュネーブ宣言、リスボン宣言は分かるだろうか。サルコペニアの診断法は分かるだろうか。筆者も直前で見た分野が出たことは覚えている。最後の最後に見たことであと1点が追加されるかもしれない。

③待機時間・試験前の注意点

試験会場についたらトイレの位置は確認しておこう。一日のうち一回は行くであろうからだ。

歯科医師国家試験の待機時間はかなり長い。特に問題用紙の配布から実際の試験開始までが恐ろしく長い。この時間は基本的にはトイレに行けないと考えて良い。

なので、トイレに行く場合は試験前に必ず済ましておこう。試験が開始されてからは行けなくはないが、その分のアディショナルタイムはないので見直し時間が少なくなってしまう。

ここでTwitterなどのSNSを開いている受験生もいるが、ヒトが国試についてどう思ったかを考えるより自分の心配をしたほうがいい。最後の最後まで諦めないことが大切である。筆者の場合は直前にみていたことが1問必修の範囲内で出題されて解けたことがある。しかもその問題は難易度からみても、削除問題(正答した受験生のみ採点対象とする問題)になるかとおもったが、削除されなかった。このように結果的にラッキーなパターンもあるので、本当に諦めちゃだめなのです。

④休憩時間の注意点

休憩時間は割と余裕がある。急いで食事をとらなくても大丈夫だ。

しかしながら、筆者が圧倒的に失敗したのはここで食べすぎたことだ。試験会場は筆者が行った場所はかなり暖房が効いていて、食べすぎたのも相まって午後の試験が始まると眠くなってしまった。

筆者は90問中85問目あたりで本当に寝てしまった。睡眠をとってしまったのはわずか10分くらいだったが、あと15分多く寝ていたらもしかしたら90問目の計算問題は解けなかったかもしれない。

このあたりは模試の時に何を食べるか考えておくとよいだろう。
糖分(もしくは炭水化物)はここで摂取しておいたほうがよい。血液脳関門は糖分しか通過できないので、脳はエネルギー源として糖しか利用できないからだ。

ちなみに、外で食べるのはおすすめしない。
まずひとつは時間の関係だ。外で食べてもしも料理が出てくるのが遅かったら午後の試験に間に合わない。美味しいものを食べたい場合は事前にいいお弁当をどこかで調達しておこう。国家試験会場には大学が用意したと思われる多少豪華な弁当を食べている現役生もたまに見受けられる。

もう一つはコロナ禍の場合、感染症のリスクがある。試験会場は昼休みもそれなりには静かだが、町中の飲食店は多少感染症の罹患のリスクが上がるだろう。

昼休み中に自己採点をするのもやめよう。同じ問題は出ない可能性が高いので時間の無駄だからだ。午後に何が出るか多少予想して次に備えるのもいいだろう。

「本番1日目の夜」編

続いて、1日目の試験が終了した日の夜の過ごし方を解説する。

①自己採点は絶対にしない

これは1日目の試験終了後、最も重要なポイントである。一緒に受験した友人達と「あの問題の答えは...」と答え合わせしたくなる気持ちはわかるが、答え合わせをしたところで何にもならない。1日目の結果は変わることはないのだ。自己採点は、百害あって一利なしである。

今日のことは忘れて、2日目のパフォーマンス最大化に全精力を捧げることが、1日目の夜に取るべき唯一の行動である。

やるとしたら、「次の日にでる範囲の予想」はありだろう。1日目に出ていない範囲が出る可能性が大いにあるからだ。(この時に自己採点はやはりしたくなってしまうが、しないことが賢明な判断である。)

②20時までは寝ない

「20時まで寝ない」も、非常に重要なポイントである。特に初めて歯科医師国家試験を受験した方は、1日目の夜はすぐにでも睡眠できるほど疲れていることだろう。

しかし、試験終了後の夕方〜20時までは眠ってはならない。夕方に寝ようものなら、明日の明け方の変な時間に目が醒めて、1人で不安になり自己採点をしてしまうことだろう。

どんなに疲れていても、20時までベッドに入るのは待とう。良い時間に寝ることができれば、明日の朝気分良く目覚めることができるはずだ。

③明日の朝も早めに起きる

「前日編」からの繰り返しになるが、歯科医師国家試験は当日のパフォーマンスが合否を左右することがある。2日目もベストなコンディションで望めるよう、きっちりと8時間の睡眠を取り、朝7時には起床しておこう。

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著者/監修者
1D編集部
歯科医師

1D編集部は、臨床経験のある歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士で構成されています。歯科業界の最新ニュースから歯科医療の臨床・学術情報、歯科医療者のためのライフスタイル記事まで、歯科医療の専門家の視点で、ただしく・おもしろいコンテンツをお届けします。

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1D編集部
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こたつで学ぶエンドのコツ。<無料>の年末特番が配信決定!

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1D編集部
2023年12月23日
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