2025年、5人に1人が後期高齢者という「超高齢化社会」を迎えます。
今、自力で歯科医院に通う患者さんの20%は、この先どうなるでしょうか?
有病者や要介護者が増加する中、全身疾患も含めた在宅診療の知識、テクニックや他職種との連携が求められます。
「地域包括ケア」つまり、介護が必要な状態になっても、可能な限り住み慣れた地域で、その有する能力に応じ自立した生活を続けることができるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援が包括的に確保される”仕組み”に、歯科は大きく貢献できるはずです。
このセミナーでは、地域包括ケアシステムの中で在宅診療を含め、歯科医療者の果たすべき役割と対応策について、日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック院長の菊谷 武先生に解説していただきます。
歯科医院だけでなく、地域で「はたらく」歯科医療者になりましょう。
こんな方におすすめ
👉 地域包括ケアについて詳しく学びたい
👉 在宅診療に関する知識を増やしたい
👉 歯科医院に役割を知りたい
講義目次
超高齢化社会での歯科の役割
地域包括ケアシステムとは?
地域医療において歯科がすべきこと
在宅診療について
有病者の歯科診療
講師
口腔リハビリテーション多摩クリニック院長。日本歯科大学附属病院口腔介護・リハビリテーションセンター長、日本歯科大学大学院生命歯学研究科臨床口腔機能学教授、東京医科大学兼任教授。
日本歯科大学歯学部卒業。2005年より日本歯科大学助教授、2010年 同大学大学院生命歯学研究科臨床口腔機能学教授に就任。2012年 日本歯科大学附属病院口腔介護・リハビリテーションセンター長、東京医科大学兼任教授、口腔リハビリテーション多摩クリニック院長に就任。
日本老年歯科医学会理事・評議員、日本摂食・嚥下リハビリテーション学会理事・評議員、日本障害者歯科学会評議員。臨床の傍ら地域向け、専門職向け講演を行う。
著書に『かむのみこむが困難な人の食事(女子栄養大学出版部)』『ミールラウンド & カンファレンス(医歯薬出版)』『歯科と栄養が出会うとき(医歯薬出版)』ほか多数。