「ウチの子、歯ぎしりがすごくて…」。不安に思った保護者から相談を受けることありませんか?
一般的にブラキシズムは疲労やストレス、睡眠障害などから誘発されると言われていて、成人の多くが抱える悪習慣でもあります。
しかし小児の場合どうでしょうか?成人と同じ原因で引き起こされるのでしょうか?
保護者から相談され患児の口腔内を見てみると、強く咬耗があった経験も多いはずです。
小児のブラキシズムは、一説には口腔周囲筋の発育のためであるとも考えられており、発生頻度もかなり高いです。
また近年では睡眠との関連性も指摘されており、場合によっては積極的な介入が必要なこともあります。
そして思春期まで続いた場合に、起こりうる顎関節症についてもケアが必要になってくるでしょう。
「放置しても大丈夫?」「マウスピースは必要?」「歯列不正への影響は?」自信を持って答えられるでしょうか。
このセミナーでは、小児のブラキシズムをテーマに、原因と対するアプローチから睡眠との関連性、診査診断、マウスピースの製作などについて朝日大学の田村教授に解説いただきます。
明日からの診療にも使える、即戦力の内容が満載です。
こんな方におすすめ
👉 小児のブラキシズムについて学びたい
👉 原因と対応法が知りたい
👉 小児歯科に力を入れている
講義目次
何がトリガーとなるのか?
睡眠との関連性と影響
要因別アプローチ
マウスピースの使用と製作
顎関節症・不正咬合について
日本小児歯科学会専門医・指導医。岐阜歯科大学卒業後、歯学博士取得。朝日大学准教授、アムステルダム大学歯学部顎機能障害科客員研究員を経て朝日大学歯学部口腔構造機能発育学講座小児歯科学分野教授。現職は朝日大学副学長・教授(小児歯科学)。日本小児歯科学会賞、日本顎口腔機能学会賞など受賞歴多数。著書に「よくわかる顎口腔機能」「小児歯科学、咬合誘導」、「新編顎関節症」など。小児歯科や口腔機能発達に関する論文、著書、講演など多数。