不十分な歯科治療によって引き起こされる上顎洞炎は、少なくありません。でも、自信を持って歯性上顎洞炎に立ち向かえる先生は、多くないのではないでしょうか。
歯性上顎洞炎の原因歯の多くは根管治療後の歯であり、近年ではインプラント治療の合併症としても多数報告されています。
また、原因歯を抜歯することなく上顎洞炎をマネジメントできる内視鏡下鼻内副鼻腔手術(ESS)や、インプラントなどの上顎洞迷入異物の対応についても歯科医師が知っておくべき知識でしょう。
本セミナーでは、歯性上顎洞炎を理解する上で必要な鼻・副鼻腔の解剖や生理をはじめとして、歯性上顎洞炎の病態や原因などの基礎知識や、歯科治療だけでは治癒できない難治症例の対応方法について、福岡歯科大学総合医学講座耳鼻咽喉科学分野の山野先生に詳しく解説して頂きます。
知っておくべき、歯性上顎洞炎。どこよりも初歩から詳しく学べる120分になるはずです。
こんな方におすすめ
👉再根治をしても歯性上顎洞炎が治らない
👉内視鏡下副鼻腔手術(ESS)について知りたい
👉歯性上顎洞炎の基礎的なことを学びたい
福岡大学医学部卒。同大学耳鼻咽喉科入局後、国立病院九州がんセンター厚生技官、西オーストラリア大学生理学教室留学、福岡大学医学部耳鼻咽喉科講師、福岡大学筑紫病院耳鼻咽喉科講師、福岡歯科大学講師を経て現職。日本耳鼻咽喉科学会専門医・指導医、日本嚥下医学会認定嚥下相談医、日本耳鼻咽喉科学会認定補聴器相談医。