歯科医院における新人育成は、スタッフの定着や医院の成長を左右する極めて重要な課題です。
しかし、いざ教育を始めようとしても、「指導者によって言うことや考え方が違う」「教え方が統一されず新人が混乱してしまう」といった問題に直面するケースは少なくありません。
書籍や一般的なビジネス書で教育論を学んだとしても、限られたスタッフ数で日々の臨床を回す歯科医院の現場において、具体的にどのように教育体制を構築し、日々の業務に落とし込めばよいのか迷う場面も多いのではないでしょうか。
特に、若い世代だけでなく様々な年代の新人を迎える現代の医療現場では、個人の感覚に頼った指導だけでは教育プランの構築や環境改善が難しく、新人の離職を招く要因にもなり得ます。
だからこそ、指導者自身の対応力を高めつつ、医院全体で足並みを揃えて新人とともに成長できるような明確な教育制度と院内システムの構築が重要です。
本セミナーでは、「プリセプター制の導入」をテーマに、歯科医院で教育制度を機能させるための具体的なステップや事前準備のポイントを、歯科衛生士の畠山 知子先生に解説いただきます。
まずはプリセプター制度の定義や、歯科医師・歯科衛生士の教育において導入するメリットについて基礎から整理。
その上で、マニュアルを活用した効率的な育成プランの作成や、個性を理解し強みを活かすためのコミュニケーション力について解説します。
さらに、既存スタッフへの周知方法や事前に打ち合わせておくべき内容に加え、スタッフ人数に応じたチームで分担した教育制度、法令遵守や5S活動を通じた「働き続けられる職場環境」のカイゼン事例についても紹介。
新人の離職率を下げたい院長先生はもちろん、スタッフ教育の方針を統一し、指導者もともに育つ院内環境をつくりたいマネジメント層におすすめの内容です。
こんな方におすすめ
👉 プリセプター制度の基本と歯科医院に導入するメリットが知りたい
👉 指導者のブレを防ぎ、どの年代にも分かりやすく効率的な育成プランを学びたい
👉 5S活動や環境改善を通じた、スタッフが働き続けられる院内システムを身に付けたい
講義目次
歯科医院におけるプリセプター制度と社会変化に伴う育成の基本的な考え方
マニュアルから作成する効率的な育成プランと導入の判断基準
スタッフの個性を活かすコミュニケーション力と指導者の対応力向上
既存スタッフへの周知ポイントとチームで分担した教育制度の構築
法令遵守・5S活動から学ぶ働き続けられる職場環境づくりの実際
講師
1984年大阪歯科大学歯科衛生士専門学校卒業。地域歯科開業医勤務を経て、2001年から2011年まで広島大学病院に勤務。2006年には産業能率大学経営情報学部を卒業し、2012年より株式会社デンタルタイアップに所属している。
臨床においては、1995年にスウェーデン・イエテボリ大学ポストグラジュレートコースに参加したほか、2005年には日本歯周病学会認定歯科衛生士の資格を取得。さらに、産業カウンセラーや2級キャリアコンサルタント技能士などの資格を併せ持ち、心理面やキャリア開発、医院の業務改善(マネジメント)の視点を取り入れた歯科医療コンサルティングおよびスタッフ教育に従事している。著書(共著含む)に『はいしゃさんの仕事カイゼン術』『はいしゃさんの働き方改革』『これでカンペキ 歯周治療の本』(すべて医歯薬出版)などがある。