「あれ、この子舌足らずかも…」。
舌小帯が短い子供を診察した時、どう対応していますか?
短縮症や形態異常、運動障害などを合わせて約10人に1人の割合で舌小帯異常が生じていると言われており、決して少ない疾患ではありません。
その上、ただ「短いから切ればいい」わけではなく、運動できなければしっかりと機能できないため、MFTを行った上での判断が必要になります。
また低年齢児では処置も困難であり、加療のタイミング、一時医療機関であれば専門機関への紹介ラインなど検討することは多いでしょう。
「放置したらどうなる?」「MFTのポイントは?」「いつ切除すべき?」様々なシチュエーションでの対応が求められます。
このセミナーでは、舌小帯異常をテーマに、原因や種類から診断、引き起こされる影響、治療タイミングと紹介の判断、実際の手技のポイント、小児の摂食嚥下、MFTに至るまで神奈川歯科大学の木本教授に解説いただきます。
”舌足らず”だな、で終わらせてはいけません。
こんな方におすすめ
👉 舌小帯異常の対応を身につけたい
👉 小帯切除のタイミングと手技を学びたい
👉 MFTについて知りたい
講義目次
舌小帯異常の種類と原因
診断・スクリーニング
放置した場合の影響
小帯切除のタイミング
MFTの実際
神奈川歯科大学特任教授。神奈川歯科大学歯学部歯学科卒業、同大学大学院歯学研究科修了。2016〜2020年に公益社団法人日本小児歯科学会理事長、2008年から同学会常任理事(現在に至る)を務める。