「この薬って処方しても平気だよね?」「この人って観血的処置しても大丈夫?」
何らかの全身疾患を持つ患者さんを診る頻度が以前よりも上昇した昨今、歯科医師に求められる薬の知識が以前よりも膨大になりつつあります。
医療従事者である以上、医科で多用される薬についても常識的な範囲は抑えなければなりませんし、この薬を飲んでいるから今後不髄意運動がみられるかもしれない・口腔乾燥が生じるかもしれないと患者の服薬から今後の病態を予測し対処することも必要です。
また歯科における定番の局所麻酔・抗菌薬・鎮痛剤などについても、若手の先生では国家試験レベルの知識で止まっており、臨床で使う部分を把握していないとも聞きます。
このセミナーでは「歯科医師が知っておくべき、薬の用途」をテーマに歯科で頻繁に用いる局所麻酔・抗菌薬・鎮痛剤の基本的項目からアップーデートすべき内容、超高齢社会において最低限知っておくべき全身疾患に関わる薬について 元東海大学医学部外科学系口腔外科教授、現在医療法人社団松和会池上総合病院歯科口腔外科・口腔感染センター長 金子明寛先生に解説していただきます。
どの疾患にどの薬を処方するかは慣れるまでは呪文のように感じるかもしれませんが、1パターンとしてインプットすればプラスアルファの知識はスッと入ってくるようになります。
令和の歯科医師が知っていなければならない、薬の情報を学びましょう。