多くは「治療が上手くなりたい」「歯科業界のトレンドを知りたい」など「○○したい」という望みが根底にあったと思います。人は自身の望みが明確であるほど自発的に動くことが出来、それは患者さんも同様です。
例えば主訴が「入れ歯が使いにくい」という患者さんに対して適合や咬合を確認して問題部を修正することも主訴に沿った治療といえます。しかし初診時にワンクッション「入れ歯がどうなったらいいな、と思いますか?」と問いかけ患者さんの真の望みを聞くことで患者さんの満足度の高い結果を得ることが出来ます。
主訴と同一に捉えられがちな患者さんの望みについて一度考えて見ませんか?
このセミナーでは「メディカル・ダイアローグ」をテーマに、望みと人間の原動力、歯科にそれを落とし込むには、主訴と望みの違い、望みを聞き出すポイントとそれを叶えるためのステップについて教育カウンセラー/生命医科学修士の尾谷幸治先生に解説していただきます。
日常臨床で問題になることが多い、患者の望みと医師の望みによって患者さんとすれ違わず双方が納得する治療計画を練るためのコツについてもお話ししていただきます。
患者さんの「こうだったらいいのにな」を実現させましょう!