臨床に出て数年が経ち、ある程度の技術が身に付いたら次に目指すゴールは「症例ごとに寄り添った治療が出来るようになること」です。補綴修復の分野でいうなら「歯肉の状態に適したポンティックの形成」や「クリアランスや歯質の状態を鑑みたマージン位置の決定」などが挙げられてくることでしょう。
これらをしっかり考え実践することは脱離や破折などのトラブルを防ぎ、何年も安定して補綴物が使われる長期症例につながってきます。
これから中堅になろうとしているそこの先生、クラウンブリッジに関する手技が流れ作業になってしまう前に、基礎を復習したうえで攻め所を学び症例1つ1つに拭いて深く考え治療をする力を身につけませんか?
このセミナーでは「クラウンブリッジ臨床ゼミ」をテーマに、全4回にわたってクラウンブリッジの考え方、縁下形成の理論とテクニック、基本的な手技の流れと症例ごとに分かれ目になってくるポイント、術後管理とメインテナンスの時に気にすべき注意点について 日本大学歯学部臨床教授 行田克則先生に解説していただきます。
他ではなかなか聞けない「生物学的幅径にマージンを設け、成功した症例」についてもお話いただけます。
臨床に出たいまだから学び直したいポイントが濃縮されたセミナーです。