歯科医院で発生した死亡事故の実態について、皆さんはどれくらい理解できていますか?
小児に対する局所麻酔が関連した死亡事故やインプラント治療に関連した死亡事故などが起きたことを知っていても、その原因や機転、裁判による法的責任など、その一連の流れについて詳しく分かっていない方は多いでしょう。
同じ過ちを繰り返さないためにも、過去にどんな死亡事故が起きたのか、そしてその経緯などがどのようなものだったかを理解しておく責任があるかも知れません。
このセミナーでは、歯科医院における過去の死亡事故のケースを取り上げ、可能な範囲でその詳しい経緯などを丁寧に紐解きます。そして過去のケースを通じて、歯科医院における医療訴訟の現状や、医療事故が起きる原因、医療事故調査制度の仕組み、そして事故が起きてしまった際に正しく対処するためのポイントについて、鶴見大学公共医科学研究センター長・教授 佐藤慶太先生に解説していただきます。
震災など有事における歯科医師の活動や前回のセミナーの後に質問が多く寄せられた、どのような保険に入ればいいのかなど保険選びの基準についてもお話しいただきます。
患者さん、そして自分自身を守るために、正しい知識を身につけましょう。