下顎大1臼歯の根管治療において、近心根を「何か綺麗にしきれない感」に悩んだ経験はありませんか?
その背景に潜むのが、下6近心根の複雑な解剖学的構造に由来する診断と治療の困難さです。
例えば、MMC(近心中央根管) の存在です。報告では約10-20%に認められると言われ、見落とすと再治療のリスクを高めます。
このセミナーでは「根管治療 下6 MMC」をテーマに、
下6のMMCに代表される解剖学的問題点、その診断と治療など、日常臨床で“気づける・攻められる”ための視点を
東京歯科大学歯内療法学講座准教授の山田雅司先生に解説していただきます。
治療に必要な器具や術式の選択、マイクロスコープ時代の根管治療に欠かせないポイントを抽出。
下6の根管治療で「なぜ治らないのか?」と悩んだ先生にこそ届けたい、実践的かつ再現性の高いアプローチです。
こんな方におすすめ
👉下顎第一大臼歯の問題点を知りたい
👉近心中央根管(MMC)の探索と治療法を学びたい
👉マイクロスコープを利用した根管治療を実践したい
講師
東京歯科大学歯内療法学講座准教授。東京歯科大学卒業後、同大学大学院修了、トロント大学歯学部客員教授として留学。同歯科保存学講座助教を経て現職。著書に『保険のエンドを変える Ni Ti ハンドファイル』など。日本歯内療法学会認定歯内療法専門医・指導医、日本顕微鏡学会認定指導医。