インプラント傾斜埋入メソッド

難症例でもリスクを抑え意図的に傾斜埋入するテクニック

セミナー時間: 1時間12分
講師: 竹島明道

講義詳細

「骨造成なしで、どうにかインプラントできないか？」そう考えたことはありませんか？上顎洞や下顎管といった解剖学的制約の中で、あえてインプラントを傾斜させて埋入する“意図的傾斜”の臨床戦略が最近注目を集めています。意図的傾斜は骨造成を回避できるだけでなく、一次安定性を高め、即時荷重にもつながるこのテクニックであり非常に有用ですが、その成功には埋入のシミュレーション、補綴設計、ポジショニングのすべてにおいて高精度な判断と技術が求められます。このセミナーでは「インプラントの意図的傾斜」をテーマに、意図的傾斜埋入の基礎知識から、適応症の見極め、術前計画、埋入の勘所、補綴への影響、症例紹介までを実践的に日本口腔インプラント学会専門医の竹島明道先生に解説していただきます。「骨がない＝骨造成」ではなく、「骨があるところに傾けて入れる」という、もう一つの選択肢を手に入れませんか？

こんな方におすすめ

👉 傾斜埋入の理論とテクニックを身に付けたい 👉 通常の埋入が困難な症例でのインプラントについて学びたい 👉 骨造成を行わずインプラント埋入する方法が知りたい

講義目次

意図的傾斜埋入の理論的背景と適応症
解剖学的制約と既存骨の評価方法
埋入ポジションと角度のシミュレーション
傾斜埋入時の一次安定性確保のテクニック
補綴設計との連携と注意点
即時荷重に移行できる症例選定とその条件
実際の臨床症例紹介とトラブル回避法

講師

竹島明道

詳細

日本口腔インプラント学会専門医

東京歯科大学卒業、竹島歯科医院勤務。東海大学医学部付属八王子病院歯科・口腔外科非常勤兼務、医療法人社団徳風会高根病院歯科非常勤兼務、竹島歯科医院開設者・管理者継承、医療法人社団IPPO五條歯科医院非常勤兼務、東海大学医学部医学科非常勤講師。日本口腔インプラント学会専門医。著書・講演に「インプラントの鑑別法～インプラント難民をゼロにするために」など多数。