2009年鶴見大学歯学部卒業後、2014年同大学院歯学研究科(専攻:有床義歯)にて博士号を取得。有床義歯補綴学講座勤務を経て、現在は臨床経験を生かし歯科理工学講座に在籍し研究活動を中心に従事している。研究テーマは、インプラントの表面改質、オッセオインテグレーションのメカニズム解明、ジルコニア製インプラント、コーティングや骨補填剤のためのアパタイト開発などの基礎的研究であり、他業種とコラボレーションし工学的な手法を取り入れ、様々なバイオマテリアル研究を行っている。日本歯科理工学会、日本バイオマテリアル学会、硬組織再生生物学会などに所属。2019年度には、日本歯科理工学会論文賞及びDental Materials Science賞を受賞。
高度な技術を有する大手歯科技工所勤めの経歴を経て、現在ハルタ齒科勤務にて技工部所長を務める。インプラント補綴や審美補綴を主としたジルコニアレストレーションに精通し、ハルタ歯科以外の歯科医院からの技工製作も多数請け負う。補綴物を掲載したInstagramのフォロワーは1万人を超える。日本臨床歯科CADCAM学会技工部門役員。