ニーズと診療報酬の高さから、GPでも自費の根管治療に着手する先生が増えており、これから自院でも始めたいとお考えの先生も多いでしょう。しかし、1本数万円の費用がかかるため患者さんからの要求は高く、継続し長期的な利益を得るにはそれに応えられる腕前が求められます。
自費の根管治療は大学病院に残らない限り集中して勉強する機会が少なく、技術を磨くのが難しいとされる処置の1つです。また、始める前の準備についても機材はどこの何を買えばいいのか、価格設定はどのくらいが適切なのかと悩みの種は尽きないことでしょう。
このセミナーでは「自費根管治療導入」をテーマに、自費根管治療を始めるにあたり持つべき心構え、必要な機材と揃え方、価格設定、テクニックやトレーニング法について症例をもとに 日本顕微鏡歯科学会認定指導医寺内吉継先生に解説していただきます。
環境・治療面以外にも、患者さんとの信頼関係に大きく関わってくる診査診断についても深掘り、着手してはいけない症例の見抜き方についてもお話ししていただきます。
環境を整え、自分の目指すべき根管治療の目標は何か。
一緒に考えていきましょう。
こんな方におすすめ
👉 自費の根管治療を始めたい
👉 根管治療の診査診断能力をあげたい
👉 高い患者欲求を満たせる根管治療を身に付けたい
講義目次
自費根管治療の流れ
環境設定
治療面における注意点
患者さんの信頼を得るための診査診断
症例紹介―初心者向けから難症例―
東京医科歯科大学大学院卒業後、同大学大学院非常勤講師。ボストン大学歯学部歯内療法科非常勤臨床准教授(Adjunct Clinical Assistant Professor of Endodontics at Boston University Henry M. Goldman School of Dental Medicine)、バチェシア大学歯学部歯内療法科 非常勤教授(Adjunct professor at Department of Endodontics Faculty of Dentistry Bahçeşehir University İstanbul/TURKEY)、トロント大学スタディープログラム講師、AAE(米国歯内療法学会)認定講師。日本顕微鏡歯科学会認定指導医。著書・講演に「はじめての顕微鏡 マイクロスコープが「見える」「使える」ようになる本」「MTA全書」など多数。