Googleのビッグデータから読み解く「歯科医療の未来」

松岡 周吾
2019年10月30日

Googleで検索をするという行為は、インターネットを利用する多くの人びとの習慣になっている。私たちは、何か気にかけていることがあれば、それをGoogleで検索するようになった。

Googleトレンドは、インターネットを利用する人びとが、どんな感情を抱いているかを可視化するツールだ。話題のキーワードがどれくらい検索されたのかを、視覚的に見ることができる。

例えば、下図は過去10年間のAKB48の検索ボリュームのデータだ。2011年6月に人気のピークを迎え、それ以降は衰退の一途をたどっていることがわかる。
地域別に見ると、SKE48は愛知県、HKT48は福岡県、NGT48は新潟県、NMB48は大阪府近郊の人びとが検索をしているようだ。これほど如実に地域差が現れるのは面白い。
Googleトレンドを見れば、人びとが何を思って生活をしているのかがわかる。本記事ではGoogleトレンドを使って、「人びとにとって歯科医療はどのような存在なのか」を紐解いていきたい。

定期的に訪れる「歯科医師国家試験」のトレンド

さっそく歯科業界のデータを見てみよう。下図は、過去5年間の「歯科医師国家試験」のデータである。

毎年、冬〜春にかけ、大きなトレンドが2本現れているのがわかる。このトレンドはそれぞれ、国試当日と合格発表日の日付と、ピッタリ合致している。

国試当日よりも、合格発表日の方が検索ボリュームが大きいのは興味深い。恐らく現役の歯科医師たちが、合格発表を興味本位で見ているのだろう。
歯科医療関連職種の人気度は?
次に、「歯科医師」「歯科衛生士」「歯科技工士」「歯科助手」のトレンドを、15年前から見ていこう。

2004年の時点では、歯科医師が圧倒的に検索ボリュームが多かった。ところが2010年代から歯科衛生士がトレンドになり、現在では歯科医師よりも歯科衛生士の方が人気の検索ワードだ。

歯科技工士は、2010年を境に歯科助手に抜かされてしまっており、歯科関係職種のなかでは最下位にとどまる形となった。
なお、これに「看護師」を加えると、下図のように歴然とした差を見せつけられる。歯科業界が一丸となって、国民にもっとPRをしていくべきなのかもしれない。
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北に行くほど歯科助手が多い

「歯科助手」は、西日本で検索が少なく、東日本で人気のキーワードになっている。Googleトレンドからダウンロードできる元のデータを見ても明らかだ。

このデータは偶然ではない。医療施設静態調査をベースとした研究によれば、歯科助手は地域偏在が認められており、北海道・東北地方に多いのだ。Googleトレンドにも、その傾向が反映されているのである。

Googleトレンドで病気の動向を知る

Googleトレンドを使えば、疾患の動向も伺い知ることができる。

例えば、過去5年間の「花粉症」のトレンドを見てみると、毎年3月頃に大きな波が来ていることがわかる。2018年は花粉の飛散量が記録的に多く、検索ボリュームも大きかったようだ。もしかしたら、花粉の飛散量と検索回数は相関しているかもしれない。

15年間で虫歯は増えた?

歯科疾患のデータも見てみよう。2004年から現在まで、「歯が痛い」と検索した人はどんどん増えている(下図)。

虫歯の有病者率は減っているにも関わらず、「歯が痛い」ことに悩む人びとが増えているのは興味深いデータである。
それでは「歯周病」はどうだろうか。「虫歯」と「歯周病」両キーワードを比較してみると、「虫歯」だけが伸びているという結果になった(下図)。

歯科医療者としては、虫歯が徐々に予防できるようになり、患者さんの関心が歯周病に向かっていると思い込みがちだが、必ずしもそうではないのかもしれない。

面白いデータがあれば教えて欲しい

この他にも、「インプラント」は乱高下が激しかったり、「矯正」が伸びていたりとGoogleトレンドは発見が多い。面白いデータがあれば、ぜひ教えて欲しい。

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参考文献

古田美智子, 青山旬, 大内章嗣, 安藤雄一『医療施設静態調査からみた歯科衛生士数,歯科助手数等の地域別分布』平成22年度厚生労働科学研究費補助金(地域医療基盤開発推進研究事業)分担研究報告書, 2010.
著者/監修者
松岡 周吾
歯科医師

ワンディー株式会社代表取締役/歯科医師。1992年、千葉県生まれ。鶴見大学歯学部在学中から個人でアプリ開発を行う。歯科医師国家試験の対策アプリを開発し、新卒歯科医師の約8割が利用するまで成長させる。2016年に歯科医師免許を取得。東京歯科大学大学院博士課程に進学後は、医事・衛生法規や歯科医療管理、社会保障制度など歯科保健医療が抱える種々の問題について専攻。同大学院中退後の2017年にワンディー株式会社を創業。

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1D編集部
2024年1月19日

こたつで学ぶエンドのコツ。<無料>の年末特番が配信決定!

2023年12月30日、1D公式YouTubeで年末特別セミナー(詳細リンク)が開催される。『カテキョで根治!こたつで学ぶエンドのコツ』と題された本企画では、元SKE48の矢作有紀奈先生、YouTuberとしても活躍中の鹿乃さやか先生を特番MCに、根管治療のスペシャリストの各先生方をスピーカーとしてお招きする。演題は「痛くないエンドを実現!浸麻のテク(小長谷光先生:明海大学歯学部教授)」、「やってないは許されない!ラバーダム防湿(浦羽真太郎先生:昭和大学歯学部助教)」、「なるはやで終わらせる根管形成のコツ(林洋介先生:医療法人社団IHP 理事長)」の3本立て。撮影には「こたつスタジオ」を使用。MCのおふたりとスペシャリストである講師の先生が同じこたつで暖をとりながら、みかんを片手に根管治療を学ぶ構成となっている。浸麻からラバーダム、根管形成に至るまで、"GPのためのエンド" を極める3時間特番。参加は完全無料で、1D公式YouTubeで配信される。視聴には事前登録が必要となっている。先着順となるため、下記ボタンからお気軽に視聴登録をしていただきたい。視聴を登録する(無料)下記に具体的な演題の詳細を掲載する。『痛くないエンドを実現!浸麻のテク』「浸麻がなかなか効かない...」。多くの歯科医師が経験する悩みだと思います。実はそれ、テクニックに問題があるのかも。基本的な解剖学的知識から「浸麻を効かせる」ための術式までを解説します。<講師>小長谷 光(日本歯科麻酔学会指導医)明海大学歯学部病態診断治療学講座歯科麻酔学分野教授。東京医科歯科大学卒業後、歯学博士取得。大学院医歯学総合研究科麻酔・生体管理学分野准教授、同大学歯学部附属病院中央手術室室長を経て現職。Tri-Service Dental Society of Japan, 47th Annual Conference, Table Clinic Awardなど受賞多数。著書に「臨床歯科麻酔学」「歯科麻酔学 第8版」など。『やってないは許されない!ラバーダム防湿』治療の質を大きく高める、ラバーダム防湿。ベーシックなスキルと思われがちですが、多くの歯科医師が苦手意識を抱えています。「確実に・簡単に・素早く」ラバーダムができるコツを伝授します。<講師>浦羽 真太郎(歯学博士)昭和大学歯学部歯科保存学講座歯内治療部門 助教。東京医科歯科大学歯学部歯学科卒業後、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 歯髄生物学分野にて歯学博士号を取得。東京医科歯科大学歯学部附属病院むし歯外来 医員を経て、現職。著書に「まるわかりラバーダム防湿法: すべての歯内治療のために」「エンドの基本」など多数。『なるはやで終わらせる根管形成のコツ』「根治は時間がかかるし点数も低く、まともにやってられない」。そんな悩みから解放されませんか?ダラダラ時間をかけず短時間で精度高く完了する根管治療のコツをお教えします。<講師>林 洋介(歯学博士)医療法人社団IHP 理事長。東京医科歯科大学 非常勤講師。鶴見大学歯学部卒業後、東京医科歯科大学大学院 歯髄生物学分野 修了。東京医科歯科大学歯学部附属病院むし歯外来 医員を経て、新田歯科医院を開業。ペンシルベニア大学歯内療法学講座 インターナショナルレジデンシープログラム修了し現職。歯内療法に関する執筆、講演等多数。視聴には事前登録が必要となっている。先着順となるため、下記ボタンからお気軽に視聴登録をしていただきたい。視聴を登録する(無料)MCのおふたりの紹介は下記である。<MC>矢作有紀奈(写真右)SKE48を経て、昭和大学歯学部卒業。2022年に歯科医師国家試験に合格し、都内歯科医院に勤務。<MC>鹿乃さやか(写真左)東京歯科大学歯学部卒業。日本歯科麻酔学会認定医、日本口腔顔面痛学会認定医。2023年にドルミーレデンタルオフィス表参道を開業。視聴には事前登録が必要となっている。先着順となるため、下記ボタンからお気軽に視聴登録をしていただきたい。視聴を登録する(無料)
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2023年12月23日
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