「今日が歯医者さんデビュー」という乳幼児や新米ママさんに、先生方はどのように対応しますか?
0歳から就学時までの口腔内は成人と比較し短期間で変化し、求められる対応が異なります。無歯期か否かで離乳食のアドバイスも違いますし、ミュータンス菌に感染しやすいと言われる上顎第一乳臼歯の萌出する生後19か月から乳歯列の完成する31か月からはOHIの導入を推奨するという意見もあります。つまり、月齢に応じた口腔内の管理が必要になります。
また、「歯が一部分だけ白いんです」「他のこと比べて歯が生えるのが遅くて…」という保護者の質問について、歯科医師における一般論ではなく保護者に納得・安心していただける回答をする能力も重要です。
このセミナーでは「乳幼児の歯科健診」をテーマに、各月齢におけるテェックポイントと指導法、保護者からよくくる質問、授乳と離乳の関連性、滅多に聞けない行政健診や最近小児歯科のトピックとして注目を集める低ホスファターゼ症について 神奈川歯科大学小児歯科学講座教授 木本茂成先生に解説していただきます。
必要最低限から最近注目の項目までが盛り沢山なセミナーです。
こんな方におすすめ
👉各月齢において大切なポイントを復習したい
👉低ホスファターゼ症と小児歯科の関連について知りたい
👉小児歯科健診時のチェックポイントを確認したい
講義目次
乳幼児健診、いつから始める?
各月齢でのチェックポイント
保護者がよく抱く疑問
行政健診について
低ホスファターゼ症と小児歯科
神奈川歯科大学特任教授。神奈川歯科大学歯学部歯学科卒業、同大学大学院歯学研究科修了。2016〜2020年に公益社団法人日本小児歯科学会理事長、2008年から同学会常任理事(現在に至る)を務める。