先天性欠損の症例を見つけ、患者さんに説明した後に先生ならどのような治療計画を立てますか?
GPの先生でこの分野に造詣が深い先生は少なく、大半の先生が経過観察か患者さんが気にされる場合は専門医への紹介を選ぶでしょう。矯正を行なっているクリニックでは歯の移動により、隙間を埋める選択をする方もいるのでは?
日本において先天性欠損への対応はガイドラインもなく、先生の考え方や知識・技量に左右されることが多いですが、海外では接着性ブリッジを用いた治療の有効性が示されています。
しかし、それも一朝一夕で身につくものではなく中途半端な知識・技量で行うと、脱落や歯肉の損傷などのトラブルが高確率で起こります。
このセミナーでは「先天性欠損症」をテーマに、先天性欠損症の現状と日本と海外での治療の違い、接着性ブリッジの有効性とリスク、GPで着手していい症例の選び方について実際の症例をもとに 日本補綴歯科学会専門医・指導医の中村健太郎先生に解説していただきます。
保険適応になったし、接着性ブリッジについて学びたい先生にもおすすめです。
こんな方におすすめ
👉 接着性ブリッジについて学びたい
👉 先天性欠損症について勉強したい
👉 対応出来る処置の幅を広げたい
講義目次
先天性欠損症とは
日本での主な対応
接着性ブリッジの有効性
テクニックと注意点
症例供覧
日本補綴歯科学会 専門医・指導医。Shurenkai(修練会)Dental Prosthodontics Institute院長。愛知学院大学歯学部卒業後、愛知学院大学歯学部冠・橋義歯学講座所属。1995年に開院した中村歯科醫院を2010年に閉じ、指導・育成に注力。愛知学院大学歯学部冠橋義歯・口腔インプラント学講座非常勤講師、愛知学院大学歯学部高齢者歯科学講座非常勤講師。主宰するShurenkai(修練会)は公益社団法人日本補綴歯科学会認定研修機関として認められている。著書・講演に「咬合の謎を解く!」「咬合の岳(やま)をゆく!」など多数。