口腔清掃指導で患者さんに洗口液を勧めたことはありますか？
洗口液は歯周病学会ガイドラインでも「その使用は補助的であり、歯ブラシ等による機械的なプラーク除去を推奨する」とされており、デンタルタフトブラシやフロス・歯間ブラシと比較し日常臨床のTBIでも登場頻度が低く、使用方法や効能など詳細について知らない先生が多いと耳にします。
また洗口液は歯ブラシと比較し機械的刺激が弱い点からインプラントの手術後に推奨される先生もいらっしゃいますが、「とりあえず周りが使っているもの」を選択されている先生が大半である印象を受けます。
そんな洗口液ですが「殺菌作用を含むものは口腔ケアや歯周病の予防治療に有効である」「インプラント治療後、洗口液の種類によってはその刺激な強さから逆に治りを悪くしてしまうことがある」との報告があるんです。
このセミナーでは「インプラント治療における洗口液の活用」をテーマに、洗口液の基本的な成分とその効果、現在入手可能な洗口液の効能、口腔の状況に応じた洗口液の選び方、インプラント治療のステージ毎に有効な洗口液について 総合南東北病院 顎顔面インプラントセンター・センター長 春日井昇平先生に解説していただきます。
「なるほど」と口から漏れてしまう、洗口液のお話が聞けるセミナーです。